大東文化大学は、創立以来、漢学をはじめとする文化との出会いを通じて、社会を豊かにすることをめざしてきました。
伝統的な文化を敬い、新たに生まれる文化を歓迎する。多様な価値観を受け入れるこの姿勢は、現代社会における協働・共生をかなえる原動力になります。
100周年を機に制定されたこの新しいタグラインは、
大東文化大学のあるべき姿を表現しています。
大東文化大学は、創立以来、
漢学をはじめとする様々な文化との出会いを通じて
社会を豊かにすることを目指してきました。
文化と向き合って100年。
地域・領域・時代を超えた多彩な文化が交差し、
出会う場へ。
今日も新しい価値が生まれている。
その真ん中には、いつも、大東文化大学がいます。
真ん中に文化がある。
大東文化大学
100+10PJT
2022.01.20
大東文化大学は、創立以来、漢学をはじめとする文化との出会いを通じて、社会を豊かにすることをめざしてきました。
伝統的な文化を敬い、新たに生まれる文化を歓迎する。多様な価値観を受け入れるこの姿勢は、現代社会における協働・共生をかなえる原動力になります。
今日の社会は世界的に大きな混乱の時代にあります。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、1月15日に発生したトンガ沖海底火山の大規模噴火のように信じられないような天災も起きています。
また、新型コロナウイルスの感染拡大が国々の内向きの連帯を促す一方で、国の外側に向かっては反グローバル化に繋がる遠心力が増すという分析もあり、いわゆるアフターコロナ時代も先行きが見通せない状況が続くことが予想されます。また世界中で経済的な格差がより広がりつつあるなど、多様性(ダイバーシティ)の推進とは逆方向の物理的・精神的分断の力が大きくなっているように感じます。
大東文化大学は、「多文化共生を目指す新しい価値の不断の創造」を理念とした「DAITO VISION 2023」の取り組みを続けてまいりましたが、来年2023年9月に節目の100周年を迎えます。
100周年記念事業の1つとして制作したブランデッドムービー「百年目の祝福」にはそのエンタテイメント性あふれる映像の随所に、本学が目指すメッセージ「真ん中に文化がある。」が埋め込まれています。
ムービーをご覧になった方は主人公がカッパ(大東文(化)カッパ)であったことに驚かれたことでしょう。カッパは人間ではありませんが、昔から身近な妖怪として、擬人化されることが多い存在です。人間にとってもカッパにとっても、お互いが違う社会に生きる存在でありながら、大東文化大学という場で「文化」を学ぶことを通じてつながっていく姿は、本学の高い受容性(インクルージョン)を表現しています。
分断を産む混沌とした時代にあっても、本学は「多文化共生」の理念のもと多様な学生が視野を広げ、価値観を磨く「地域・領域・時代を超えた多彩な出会い」を産み出す文化の交流拠点(=CROSSING)としてあり続けることをめざします。「You Can Be Anything」(何でもなれる!)は学生へのメッセージであり、大学自身への応援メッセージです。
2022年1月15日発生のトンガ沖の大規模噴火により被害に遭われた皆様へ
このたびのトンガ沖の大規模な海底火山噴火により、被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。トンガ王国と本学ラグビー部の縁は深く、多くのトンガ王国出身の選手が活躍しています。大学としてもできる限りの支援をしてまいります。
トンガ王国の皆様、周辺諸国の皆様の無事と安全を心より祈念します。
大東文化大学副学長(100周年記念事業担当)
中村宗悦