2023年9月20日に迎える大東文化大学創立100周年に向けて、現在さまざまなプロジェクトが進行している。
本学の教育ブランドの1つ〝書〟による地域連携の100周年プロジェクトとして、これまでに2020,21年の2年連続で書き初め教室の特別授業を実施し深い交流がある、板橋区立上板橋第二中学校の新校舎の校名板揮毫の連携を実施した。
新校舎の完成にあたり5月21日に催された新校舎落成式には、本学から中村宗悦副学長と高木厚人書道研究所長、100周年記念事業推進室および書道研究所の職員が出席した。
100周年を機に制定されたこの新しいタグラインは、
大東文化大学のあるべき姿を表現しています。
大東文化大学は、創立以来、
漢学をはじめとする様々な文化との出会いを通じて
社会を豊かにすることを目指してきました。
文化と向き合って100年。
地域・領域・時代を超えた多彩な文化が交差し、
出会う場へ。
今日も新しい価値が生まれている。
その真ん中には、いつも、大東文化大学がいます。
真ん中に文化がある。
大東文化大学
板橋区書き初め
2022.05.26
2023年9月20日に迎える大東文化大学創立100周年に向けて、現在さまざまなプロジェクトが進行している。
本学の教育ブランドの1つ〝書〟による地域連携の100周年プロジェクトとして、これまでに2020,21年の2年連続で書き初め教室の特別授業を実施し深い交流がある、板橋区立上板橋第二中学校の新校舎の校名板揮毫の連携を実施した。
新校舎の完成にあたり5月21日に催された新校舎落成式には、本学から中村宗悦副学長と高木厚人書道研究所長、100周年記念事業推進室および書道研究所の職員が出席した。
校長挨拶、来賓挨拶の後に行われたパネルディスカッションには高木所長が登壇した。
上板橋第二中学校の校名揮毫を依頼された感想について、「自身の中学校入学時に校名板の脇に立って写真を撮ったことが中学校生活の始まりだった。校名板は生徒と中学校が初めて出会う場所。この素晴らしい校舎の校名板を揮毫し、皆さんと中学校との出会いや3年間の中学校生活を校名板から見てみたいと感じた」と述べた。
できあがった校名板や新校舎を見た感想は、「立体になると別の形に文字が浮かび上がってきて想像以上によかった。文字は書き手がそのまま表れるのが魅力。同じ書き手が同じ字を書いても濃くなったり太くなったりもする。その点でこの校名板には私自身を表現できた。また、実際に新校舎を見て、非常に開放的で伸びやかで皆さんがこの環境で学べることが素晴らしく、自分がもし入ったらどういった生活を送るのかと考えたりしていた」と述べた。
生徒からは校名板に関する質問以外にも、書道の道に進んだきっかけや書道の魅力などさまざまな質問が寄せられた。
パネルディスカッションの最後には、「皆さんは蝶々が青虫から蛹になるように心に大きな変化が起こる年齢。その3年間を明るく可能性に満ちあふれる新校舎で過ごすことは素晴らしいこと」とメッセージを送った後に、サプライズプレゼントとして高木所長が書いた『創造する心』の書をプレゼントした。プレゼントに際し高木所長は、「創造するという言葉には、外面的なものを新しく作るだけでなく、内面的な自分の心の中も新しく作り替えていくという意味があり、皆さんが中学生生活で落ち込んでいるときに自分の心の中を変えて、新しく作っていくきっかけとなってほしい」と書に込めた想いを伝えた。この書は後日、玄関口に飾られる予定。
【本学書道と上板橋第二中学校との連携】