──SDGsの取り組みでかるたを選んだ理由をお教えください。
「かるた」は子どもからご高齢の方まで幅広い年代で誰もが気軽に楽しむことが出来る日本の伝統遊戯の一つです。そして今回のテーマであるSDGsの目標の中でも「11.住み続けられるまちづくりを」と「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の2本柱を軸としています。また、宮城県東松島市は海苔や牡蠣の養殖など第一次産業が主産業となる街であることから、「14.海の豊かさを守ろう」の項目にも目を向け、限りある資源と海の恵みに感謝するというコンセプトも含めています。
──このフレンドシップかるた事業の目標をお教えください。
東松島市は国の「SDGs未来都市」に選定されています。そしてその東松島市とキャンパスが所在する東松山市とは、それぞれが友好都市盟約(ゆうこうとしめいやく)を締結し、大東文化大学は東松島市・東松山市それぞれと地域連携協定(ちいきれんけいきょうてい)を締結しています。三者による(トライアングル)から、友好関係が未来(ミライ)に続く間柄でありたいという意味として、「ミライアングル・プロジェクト」と称し、このかるた制作を通じて互いの地域課題の解決と、先程お話ししたSDGsの3つの目標に合致する社会活動を共同で取り組み、地域社会の発展と活性化に寄与することを目指しています。