「ブランディング事業に申請する際、躊躇することなく"道"に決めました」
デジタルアーカイブスのホームページを開くと"道"という漢字が。大東文化大学は「東洋人の"道"〈ヒューマニティー〉を育てる大学」というブランド確立を目指し、"道"プロジェクトを行なっています。
このプロジェクトの代表である河内利治教授は、インタビューでこのように語ってくれました。大学の建学の精神「儒教に基づく道義の確立を期し、東西文化を融合して新しい文化の創造を目指す」を"道"という言葉自体が端的に言い得ているそう。現在、大学の理念として「多文化共生を目指す新しい価値の不断の創造」を掲げています。儒教に基づいた道徳の精神、つまり人としての正しい"道"を志しながらも、新しい文化も取り入れつつ自らで価値を創り出すということが"道"へ込められていることが分かります。
また、大東文化大学は「人」を育成する研究教育機関であることから、茶道や剣道にも使われる"道"という言葉の持つ思想が継承されてきたことにも、大きな関係があることが分かりますね!