学生取材企画

2023.05.11

【学生取材企画】政治学科×学生取材企画 トルコ・シリア地震救援金募金活動

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 2023年2月6日。トルコ南東部のシリアとの国境付近で発生したマグニチュード7.8の大地震は、約4.5万人という21世紀に発生した地震のなかで6番目に多い犠牲者を出しました。現地では未だに支援が行き届いていない地域が存在しており、国際的な救助支援や復興支援を必要としています。トルコでは、2011年10月23日にも東部ヴァン県ヴァン市を震源地とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。その際には、本学の卒業生である宮﨑淳さんがボランティア活動のために現地入りしましたが、余震に巻き込まれて亡くなられました。

 

《 関連記事 》
【学生取材企画】トルコ・シリア地震を偲ぶ。トルコ共和国と日本の架け橋となった卒業生 宮﨑淳さん(前編)
【学生取材企画】トルコ・シリア地震を偲ぶ。トルコ共和国と日本の架け橋となった卒業生 宮﨑淳さん(後編)

 

  そのような卒業生の功績を讃えるとともに、トルコとシリアを支援しようと本学の法学部政治学科 加藤普章 教授が発起人となり、法学部政治学科と学生取材企画が共同で東松山キャンパス(4月24日、25日)と板橋キャンパス(4月26日、27日)にて募金活動を行いました。

 

 昼休み中の募金活動でしたが、昼食を食べる手を止めて募金をしてくれる学生や、業務や授業準備の合間に募金をしてくださる教職員の姿が見られました。また、板橋キャンパスに隣接する大東文化大学第一高等学校の生徒さんも募金をしてくださり、特に3日目(4月26日)は雨にも関わらず、多くの学生が募金をしてくれました。募金をしてくれた学生に話を聞くと「額は少ないけど、少しでも助けになればと思いました」「この募金を1人でも多くの被災者に届けて、役立ててほしい」と話してくれました。

 

 募金活動に参加した政治学科の学生に話を聞くと「短い時間での募金活動ではありましたが、日本から遠く離れた異国の地の震災に思いを馳せ、協力してくれる学生や教職員が多くいることを実感出来ました。その根底には、阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震など、日本も数多くの震災を経験してきたことがあるのではないかと考えます。トルコも日本と同じ地震大国だからこそ、互いに助け合える関係作りが大切だと思います」と語ってくれました。

 

 本活動で集まった救援金は、公益財団法人日本ユニセフ協会を通じて、トルコ・シリアで被災された人々へ医療品や医療機器、食料品などとして送られる予定です。本活動に協力してくださった皆様の温かなご支援に、心からの感謝を申し上げます。

 

 

 

※本記事は100周年記念プロジェクトを学生が取材、発信していく「学生取材企画」によるものです。

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