2022年、3年ぶりに復活!
新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年度から中止が続いていた大東祭。
3年の月日を経て、2022年10月29日(土)、30日(日)の2日間にわたり板橋キャンパスにて開催され、待望の復活を遂げました。
大東祭はこれまで、伝統を受け継ぎながら運営されてきた大東文化大学の一大イベントでしたが、今回は実行委員会をはじめ参加学生の多くが未経験という異例の開催となりました。
そんなリスタートを切った今年度のテーマは「再生。」。コロナ前の輝きと、学生の青春を再び取り戻したいという意味が込められています。
感染症への配慮や開催時間の短縮、飲食の取り扱いなど、例年にはない様々な課題と向き合いながら、創り上げられた新しい大東祭!
1日目は2,634人、2日目は2,465人、合計で5,099人にご来場いただきました!
開幕直後からたくさんの来場者で賑わい、見事に「再生。」を果たした2日間を、画像と共に振り返ります。
大東祭、ついに開幕!
開幕式では内藤二郎学長の挨拶、大学祭実行委員会板橋副委員長の佐藤さんのスピーチで開幕への期待が高まります。
司会学生による掛け声で、大東祭、スタートです!
大東祭への想いがつまった各団体のイベント・展示を大公開
個性溢れる企画・パフォーマンスの数々
まずは屋内に入り各団体の教室へ向かいます!教室に入るとそこはまるで1つの世界。
アカペラや和楽器演奏、写真や漫画・イラスト、書道作品など、学生の皆さんがこれまでに作った創作物の数々が展示されていました。
好きなことに熱中する学生の皆さんのキラキラした笑顔が素敵です!
屋外ステージに出ると既に1組目の団体が圧巻のパフォーマンスを披露していました。
多くの団体がスタンバイする中、トップバッターは全學應援団リーダー部・チアリーダー部のパフォーマンス!
アクロバティックな演舞で来場者を魅了していました!
憧れのあの有名人に会える!ゲストトークイベント
芸能人に会えるイベントも大学祭ならでは。
今年は学内生限定のイベントとなりましたが、29日は連続テレビ小説「半分、青い。」にも出演、数々の作品で主役を演じている俳優の小関裕太(こせきゆうた)さんが登場、30日は紅白歌合戦にも出場経験のある歌手・女優の大原櫻子(おおはらさくらこ)さんがいらっしゃいました!
最先端!体験型ARスポーツゲーム「HADO」
体育館では新技術ARを使った「HADO」というスポーツゲームの体験で大盛り上がり!
現実の世界とCGを組み合わせたスポーツで、ゴーグルとバンドをつけてプレイします。
バンドに付いているセンサーで腕の動きを感知し、動かし方によって相手を攻撃するボールを出したり、シールドを張って守ることができます。
片手のみでプレイできるシンプルなルールに加え、スタッフの方々が丁寧に教えてくださるので幅広い年代の方々が参加されていました。
仲間と連携しながら対戦もできるので、皆さん友達や家族同士で声を掛け合いながらゲームを楽しんでいました!
あまりの楽しさに何度もプレイする人も。気分はゲームの主人公♪
楽しく大東文化大学を知る!LINE謎解き
キャンパス内の大東文化大学に関する謎を解くイベント。
会場内にあるQRコードを読み取ってお友達登録すると、学長からLINEが!
学長からの指示に従って謎を解き、大東文化大に眠るお宝のありかを探します。
LINEがインストールされているスマートフォンがあればいつでも誰でも参加できるのが魅力です!
大東祭初!キッチンカーで美味しいグルメを堪能
今回の目玉の1つは大東祭では初となる「キッチンカー」の出店!
開催する2日間で計10店舗のキッチンカーが出店、初日はフルーツ飴・チュロスなどのおしゃれなスイーツやそれぞれのお店特製の絶品メニューが並んでいました!
辺りがいい匂いに包まれ、販売開始と同時にズラリと行列が!
来場者のみなさんも、フードやスイーツを堪能しながら大東祭を満喫していました。
開催できることの喜びを強く感じたリスタートとなる大東祭
今回の大東祭の開催にあたり、企画、準備、当日の運営まですべてを担った大東祭実行委員会のみなさん。
待ちに待った大東祭の復活について、板橋副委員長の文学部歴史文化学科3年 佐藤壮志さん、総務局局長の文学部英米文学科3年 齋藤竣太さん、編集局局長の文学部中国文学科3年 榎戸朝日さんの3名にお話を伺いました!
3年ぶりとなる大東祭の開催、おめでとうございます!まずは大東祭実行委員会の活動について教えてください。
佐藤さん:大東祭実行委員会は、簡単に言うと大東祭の開催準備やその指揮を中心になって行う組織です。仕事内容は部署ごとに決まっていて、年々その仕事を先輩方から引き継いでいます。部署は委員長や副委員長のほかに、運営、総務、編集、財務、情宣がありますね。さまざまな部署が協力して、大東祭を創り上げています。
齋藤さん:私が局長を務める総務局では、教室を展示ブースとして使うにあたって必要な物品の借用や移動に関する公文書の作成、団体と大学間のやり取りを行っています。
榎戸さん:編集局では大東祭の特設ホームページの制作やパンフレットの作成を行いました。制作業者の方と打ち合わせをするなど、貴重な体験になりました。
待ちに待った大東祭当日!今の心境はいかがですか?
佐藤さん:大東祭を経験したことが無く、今回が初めてということへの不安はありますが、まずは開催できたことが本当に嬉しいです!
榎戸さん:昨年も夏に中止が決定してしまったのですが、開催を想定して現在4年生の先輩方が準備をしてくださっていて、今回はその土台を活かした形になりました。コロナ以前の大東祭も一度経験している4年生の協力がとてもありがたかったです。今回の大東祭はその先輩方と2年間かけて作ったものでもあります。
齋藤さん:運営側である私たちも最大限楽しめるものになるといいなと思っています!
見事に復活を遂げた大東祭ですが、今後の展望をぜひ教えてください!
齋藤さん:これまでの経験が無いからこそ、過去にとらわれない新しい試みに挑戦できた良い点もありましたが、局長として総務局のメンバーを動かすのに、打ち合わせや準備のスケジュールがギリギリになってしまったことがあり、反省点も多く出ました。
これまでの仕事をこなしていくのはもちろんだけど、今年と同じものをやるのではなく、来年は来年らしい大東祭を作っていってほしいなと思います。
佐藤さん:特に1、2年生の後輩たちは高校の文化祭だって経験していない人もいるはず。私たちが4年生から多くのことを吸収した様に、今回の大東祭で私たちから何かを得て、どんどん受け継いでいってほしいですね。
榎戸さん:大東祭は再来年100回目を迎えるので、それに向けてもっと盛り上がる大東祭を作っていけたらいいなと思います!
佐藤さん、齋藤さん、榎戸さん、ありがとうございました!
完全復活した3年ぶりの大東祭ギャラリーをどうぞ!
新しいカタチで「再生。」する大東祭、いかがでしたか?
大東生、教職員、卒業生、地域の方々・・・多くの人が待ちわびた2日間。
多彩な文化が交わる大東文化らしさを継承しつつも、時代に合わせた新しい大東祭が創り上げられました。
大東祭実行委員会のスタッフをはじめ、大東祭に関わってくださったみなさん、本当にお疲れ様でした!ご来場いただいたみなさんも誠にありがとうございました。
次回は第99回、次々回はなんと第100回を迎えます。今後も進化していく大東祭に目が離せません。
来年の秋の大東祭で、またみなさんにお会いできるのを楽しみにしております!