私は社会調査士資格取得の過程において、調査の概要からデータの取得、分析、活用など幅広い分野を学びました。3年次の実習では川越まつりを対象に質的調査を行いました。実際に現場に参加し、住民の方々のお話を聞きながら考察を進めていくため、関係の構築と情報の整理に苦労しました。私は、山車行列の先頭で働き、関係者間の調整役でもある「先触」という役職を中心に調査を行いました。先触に付いて行きながら、先触の方々のお話や仕事について整理していくことが今回の実習において特に大変でした。加えて、そこで得られた情報について、全体の構造の中での関連性を考察していくことも大変でした。現在内々定をいただいている企業では、店舗で得ることができる様々なデータをまとめて本社に伝達する業務があるため、この資格を役立てることができると考えています。今後もここで得た経験を活かして頑張っていこうと思います。