Professor

教員紹介

山口 みどり

研究分野 イギリスジェンダー史、社会史
担当講義 「ジェンダーの社会学」「歴史社会学」「家族社会学」「フレッシュマンセミナー」「社会学専門演習」「卒業研究」
学歴・略歴 2001年 英国国立エセックス⼤学社会学部大学院博⼠課程修了(PhD in Sociology)
2002-04年 日本学術振興会 特別研究員
2004年 ⼤東⽂化⼤学法学部法律学科専任講師
2007年 ⼤東⽂化⼤学法学部法律学科准教授
2010年 ロンドン大学歴史学研究所客員研究員
2012年 ⼤東⽂化⼤学法学部法律学科教授
2018年 大東文化大学社会学部教授
所属学会 日本西洋史学会、イギリス女性史研究会、ジェンダー史学会、日本歴史学協会
学位 英国国立エセックス⼤学社会学部大学院博⼠課程修了(PhD in Sociology)
主な研究業績

【単著】

  • Midori Yamaguchi, 2014, Daughters of the Anglican Clergy: Religion, Gender and Identity in Victorian England, Basingstoke: Palgrave Macmillan(ISBN-10: 0230354076  ISBN-13: 978-0230354074).

【共編著】

  • 山口みどり・中野嘉子編著(2023)『憧れの感情史――アジアの近代と〈新しい女性〉』作品社(ISBN-10‏: 4861829801 ISBN-13 :‎ 978-4861829802).
  • 山口みどり、弓削尚子、後藤絵美、長志珠絵、石川照子編著(2023)『論点・ジェンダー史学』ミネルヴァ(ISBN-10‏: 4623093506 ISBN-13 :‎ 978-4623093502).

 

【翻訳】

  • レオノーア・ダヴィドフ、キャサリン・ホール著、山口みどり、梅垣千尋、長谷川貴彦訳(2019)『家族の命運――イングランド中産階級の男と女 1780~1850』名古屋大学出版会  (ISBN-10: 4815809550 ISBN-13: 978-4815809553) .

【論文】

  • 山口みどり(2022)「アラクニーの娘たち――『マンスリー・パケット』誌の参政権論争にみる参政権意識の「大衆化」」『史潮』新91, 45-65.
  • 山口みどり(2017)「戦争・ジェンダー・市民権― 第一次世界大戦と新しいイギリス女性像―」『大東文化大学紀要〈人文科学編〉』(55)107-124.
  • 山口みどり (2013)「教区のアイドルから教区の女王へ――英国国教会牧師館の女性たち」伊藤航多、佐藤繭香、菅靖子編『欲ばりな女たち――近現代イギリス女性史論集』第8章、彩流社.
  • 山口みどり(2011)「宗教的家族企業」の誕生――ジョージ・エリオット『牧師館物語』を通してみる国教会の変化」『大東文化大学紀要〈人文科学編〉』(49)1-10.
  • 山口みどり(2008)「英国国教会とその娘たちのために――レディ・マーガレット・ホールという試み」香川せつ子、河村貞枝編『女性と高等教育―機会拡張と社会的相克』第8章、昭和堂.
  • Midori Yamaguchi, 2007, 'The Religious Rebellion of a Clergyman's Daughter.' Women's History Review, 15 (5), 641-660.
  • 山口みどり(2006)「ヴィクトリア期の家族観と女性―― 男女の領域分離(セパレイト・スフィアズ)論をめぐって」河村貞枝、今井けい編『イギリス近現代女性史研究入門』第2章第1節、青木書店.
  • 山口みどり(2003)「「ホーム・ドーター」— ヴィクトリア期女性のライフコースからみたSeparate Spheres論」『洛北史学』(5)1-26.
  • 山口みどり(1996)「ヴィクトリア時代のガヴァネスと女子教育改革」『三田学会雑誌』89(2)158-80.

【その他】

  • 山口みどり(2023)「異教徒への伝道を夢見て」岡真理、後藤絵美編著『記憶と記録にみる女性たちと百年(イスラーム・ジェンダー・スタディーズ5)』明石書店.
  • 山口みどり(2017)「悲しみの手記を共有する――家族のメモワールと感情労働」『ヴィクトリア朝文化研究』15:99-103.
学⽣へのメッセージ

学生時代にいろいろな「異文化体験」をしてみてください。