本学は宮城県東松島市と地域連携基本協定を締結し、“大東文化大学東松島フレンドシッププロジェクト”として、継続的な交流を続けています。8月に実施された東松島フレンドシップSD-PBLに続き、東松島フレンドシップコンサートと学長講演を東松島市と共同開催しました。
9月8日(土)16時から、東松島市コミュニティセンター会議室にて学長講演を実施しました。講演に先立ち東松島市渥美巌市長からご挨拶いただき、本学中村年春副学長の挨拶の後、「孔子が語る思いやりのことば「恕」について」と題し、中国学が専門である門脇廣文学長により講演が行われました。中国古代の思想家、政治家、教育者である孔子の門弟達が編纂したとされる、孔子の言行録『論語』。その中で語られる思いやりのことば「恕(じょ)」という言葉と合わせ、現在本学で行われている教育事業について紹介がされました。
学長講演終了後、18時から同センターホールにて、本学管弦楽団の学生17名によるフレンドシップコンサートが実施されました。弦楽器、管楽器それぞれのアンサンブルなどの演奏や、学生よるクイズコーナー、そしてステージと客席が一体となった「花は咲く」の合唱など、秋の夕べを市民のみなさんと楽しく過ごすことができました。
今年で6回目となるフレンドシップコンサート、本年度新たな試みとして実施した講演会と合わせて、東松島市民を中心に多くの方にご参加いただき、東松島市と本学の交流がより一層深まる機会となりました。