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醤油絞り粕と規格外の有機野菜を活用した漬物を開発 SDGs・食品ロス対策共同プロジェクトを始動

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スポーツ・健康科学部 健康科学科 食と健康科学推進室(福島洋一教授)は、産業廃棄物となっていた醤油絞り粕と規格外の有機野菜を活用した漬物を開発しました。笛木醤油株式会社でのレストランメニュー提供のための食品ロス対策・共同プロジェクトを開始します。

 

健康科学科では、2022年度からの健康マネジメントメントコース新設に伴い食品科学を実践的に学ぶカリキュラム等を強化してきました。その一環として、地元老舗の笛木醤油の木桶での醤油造りを学ぶ実習授業を企画、笛木社長を外部講師として招き、大学での木桶醤油造りに挑戦しています。木桶醸造での醤油絞り粕はそのまま食品として利用することが難しく、一部が飼料等に再利用される他は産業廃棄物として処理されていましたが、福島研究室は醤油絞り粕を漬床として活用して漬物をつくることを発案し、これを応用した食品開発を実習授業のひとつの課題として取り組みました。

また、大学と連携協定を結ぶ小川町の霜里農場での援農ボランティア活動をする中で、有機栽培の規格外品や間引き野菜が日々出る現場を知り、これを活用した漬物開発に着手しました。

 

そしてこの度、笛木醤油株式会社と共同でこの知見を応用、社会実装するためのスピンオフプロジェクトを立ち上げることになりました。旬な有機野菜を生醤油の甘い香りに包まれた新漬物を醤油パークのレストランメニュー向けに提供していく予定です。

ご案内

日時:2024年12月3日(火) 11:30~14:00
会場:金笛しょうゆパーク(住所 埼玉県比企郡川島町上伊草660)

新開発の漬物をレストランにて提供、開発を実施した学生たちが開発品の説明と店頭調査を行います。