本学では、自己点検評価活動の一環として、学生の皆さんからの意見を直接聴き、教育の質保証や教育改善の取り組みに活かすことを目的として、2024年12月21日(土)に板橋校舎において、大東文化学園・大東文化大学点検評価委員会(以下、法人・大学点検評価委員会)主催のもと「学生の意見聴取」を開催しました。
当日のプログラム
プログラムには学部生19名(3年生9名、4年生10名)が参加しました。法人・大学点検評価委員会の河内利治委員長による挨拶と開催趣旨の説明で始まり、その後、3~4名の6グループに分かれ、司会進行役を務める学生を中心に、テーマに沿ったグループワークが行われました。
グループワークのテーマ
「大学生活に馴染んだ体験をもとに、あなたが大東文化大学の経営者(大東文化学園理事)/大東文化大学学長だったら、どんな取り組みを考える?」
グループワークでは、学生自身の体験談をもとに、授業やサークル活動、学内の設備や支援体制について感じていること、良かった点や大学に改善を望む点などについて活発な意見交換が行われました。異なる学科の学生同士が交流することで、共感や新たな発見が生まれ、より充実した議論が展開されました。
最終的には、各グループで話し合いの内容をまとめ、学生からの提案として発表しました。その中には、授業形式のさらなる多様化、既存施設の利用促進、新入生向けサポート体制の強化といった具体的なアイデアが多く盛り込まれていました。
参加学生からの感想
「大学1年生だった頃を振り返ることができて良い機会になりました。当時の体験をもとに大学への改善点や良かった点を意見として言葉にできる、良い企画だったと思います。」
「3,4年生部門と1,2年生部門を分け、大学生活に慣れてきた上での意見だけでなく、入学直後の感想も聞けると良いと思いました。」
「参加者全員が積極的で話しやすく、スムーズに進行しました。非常に有意義な体験ができたので、今後もこのようなイベントがあれば良いなと思います。」
「学生の意見聴取」は、今回の成果を踏まえ、来年度以降も継続して実施する予定です。本学では、学生の声を大切にし、教育研究環境や大学運営のさらなる向上を目指していきます。