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Q1.受講のきっかけや動機について

 私は観光に関係する仕事をしており、観光×歴史学ということで、歴史の勉強の仕方について学んだうえで、ツアーの企画やガイディングができるようになることを期待し受講しました。

 以前、旅行会社に勤めていた時に、自身で勉強してきたことを元にツアーを作る機会があったのですが、これでいいのかなとずっと気になっていました。現在では専門学校で観光を教える立場になって、ここで一つ見直してみたいと思っていましたので、観光学・歴史学の目線で学べることや、書籍の調べ方など勉強の仕方自体を学びなおせることに魅力を感じました。

Q2.実際に受講してみて新たに得た学びや気づきや受講の感想

 受講の感想としては、とにかく全てが楽しかったです。

 最初に宮瀧先生と訪れた地元の神社の課題では、調べることが尽きず驚きました。その頃は、正しい情報をたくさん準備しておき、正確にガイディングすることばかりに気を取られていました。でも、講義が進むうちに、歴史における「正しさ」について考える機会を与えていただき、その結果、私の目指す観光歴史ガイド像が形成されていきました。講座の後半では、その実践を心がけるようになりました。

Q3. 最も印象に残った授業

 史跡ガイド実習【中世遺跡】の授業です。

担当の先生は、リカレント受講生に対して大学の学生や研究仲間に対するのと同じ熱量で教えてくださいました。現地実習では、遺構があったことを示す礎石のみの原っぱのような史跡公園でしたが、様々な時代の建物や人々の暮らしが目の前に浮かんでくるような解説をしてくださいました。深い知識で解説すれば、そこにハコモノが無くても「観光資源」として成立するし、面白い「観光地」に変えていける可能性があることを具体的に示してくださったので、強く印象に残りました。

Q4.これから受講を検討考えている方へ向けたメッセージ

 「案ずるより産むが易し」だと思います。

 私ども2期生は、年齢層が幅広く職業も様々でした。経験豊富で知識が深い方が多く、最初はついていけるか心配でした。でも、皆さん親切で、発表の機会には温かなアドバイスをくださり、切磋琢磨して楽しく学びました。

 ぜひ皆さんも飛び込んでいただきたいと思います。