東洋研究所機関誌『東洋研究』第192号,第193号、第194号、第195号を発行しました。購入方法等につきましては、右のメニューから機関誌『東洋研究』のページにお進みください。
第192号(2014年7月25日発行)
- 岡崎邦彦/西安事変研究ー事変発生と事態の変化ー
- 田中寛/『満州補充読本』にあらわれた帝国の言語思想と異文化認識
- 植松希久磨/中国語における新語の出現と社会的意義ー『現代漢語詞典第6版』の語彙を中心としてー
- 南里浩子/イラン南部・遊牧民定着村の歩みー1963年農地改革前後までー
- 小林春樹/ライデン大学における東アジア研究の歴史と現在ー中国学と日本学を中心としてー
- ジラール フレデリック/『講義要綱』の和譯の問題点ー日本に於ける初めての西洋哲学受容と土着信仰に適応の試みに着目してー
第193号(2014年11月25日発行)
- 小坂 眞二/陰陽道の六壬式占 研究余滴(一)
- 濱 久雄/禘祫考
- 福田 俊昭/『朝野僉載』に見える酷暴説話(後編)
- 田中 良明/北宋楊惟德等撰『景祐乾象新書』諸本管見
- 中村 士、イサベル・田中・ファンダーレン/本木良永が取調べた「限象観星鏡」の謎の解明へ
第194号(2014年12月25日発行)
- 渡邉 義浩/班固の賦作と「雅・頌」
- 小塚 由博/張潮と紅蘭主人の交遊―書翰を手がかりに―
- 岡倉 登志/岡倉覚三(天心)と西洋美術(その1)
- 齋藤 俊輔/ポルトガル=アジア間の往来と「登録制度」
- エリオット・ミルトン/昭和天皇と東京裁判
第195号(2015年1月25日発行)
- 相田 満/日本における幼学書の享受の視点から見た『蒙求』―故事の受容基準をめぐる考察―
- 柴田 善雅/シベリア出兵期対露貿易業者支援策と日露実業株式会社の活動
- 篠永 宣孝/1920年恐慌と中国興業銀行の危機
- 中村 聡/最後期の排耶書「防邪訓」の意味するもの
- クリスティアン W.シュパング/日独関係史再説―明治時代から昭和前半までの概論―