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2011年05月10日

テコンドー部・笠原選手と松井選手が世界選手権出場

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 テコンドーの世界選手権大会(WTF主催)が1日から6日間、韓国・慶州にて行われ本学から笠原江梨香選手(英米文3年)と松井勇磨選手(国際関係2年)の二人が出場した。
 女子49kg級の笠原選手は3回戦でクロアチア代表選手に敗れ、ベスト16となった。男子58kg級の松井選手はブラジル代表選手に2回戦敗退した。本大会の参加国は149カ国、参加選手は男女1,037人。

これからはじまる五輪予選に期待

女子-49㎏級 笠原 江梨香(英米文3年)
1回戦 シード
2回戦 カタール 2ラウンド RSC ○
3回戦 クロアチア 1-4 ● ベスト16 

笠原選手コメント
大きな震災が起き、大変な状況の中で大会に臨むにあたり多くのご支援、ご声援ありがとうございました。
私はベスト16という結果でしたが、悔しさと不甲斐なさの残る試合でした。
今回はルール改正後初めての大会でしたが、ルール変わっていく中でしっかりと対応しなくてはいけないという事も感じました。
今後はオリンピック出場枠を賭けた大事な試合も始まります。1日1日を大切に、この悔しさを忘れず、今自分が出来ること、すべきことしていきます。

男子-58㎏級 松井 勇磨(国際文化2年)
1回戦 コロンビア 不戦勝 ○
2回戦 ブラジル 2 - 11 ●

松井選手コメント 
今回の世界大会は、初めてと言うこともあり挑戦という気持ちを込めて試合に臨みました。
しかし試合内容は、自分の力を出すことができずに相手選手に試合の流れを作られてしまいました。
今回の世界大会を通じてテコンドーは進化する競技になっていると思いました。
その進化に追い付けるよう今後も練習に励んで行きたいと思います。

金井監督コメント
本大会は国際ルール改正後初の国際大会であり、良くも悪くもテコンドー競技そのものが大きく変化した大会だった。
松井、笠原とも残念な結果に終わったが、いずれも強豪と対戦しよい経験になった。
松井が対戦した2回戦のブラジル選手は昨年のアメリカ大陸選手権で優勝し、世界軍人選手権でも優勝している選手だった。
笠原が敗れたクロアチア選手も昨年の欧州選手権の優勝者であったが、2ラウンドにポイントを先行し3ラウンドに逆転を喫しての敗戦であったところが悔やまれる。
敗因としては、日本選手はルール改正による世界の戦いにやや乗り遅れた感があり、笠原は相手の変則的な動きに対処できぬまま敗れた。
これから五輪予選がはじまるが、今回の戦いで世界の基準を再確認でき、課題も明確になった。
五輪枠獲得という当面の目標に向けて奮起するにはいいタイミングの「負け」と捉えたい。
現状は厳しいが、何としても五輪枠を獲得すべく頑張っていきたい。
震災後の厳しい状況の中、練習環境の整備にご理解下さった学園関係各位、また新年度諸手続にあたり両部員に柔軟にご対応いただいた各位に深く感謝申し上げます。

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