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2011年12月10日

テコンドー部、笠原江梨香選手ロンドン五輪代表に

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 テコンドー部の笠原江梨香選手(英米文学科3年)が、ロンドン五輪代表に選ばれた。
 全日本テコンドー協会が10日に理事会を開き、11月のアジア予選で女子49kgの出場枠を獲得した笠原選手を五輪代表とすることを決めた。
 笠原選手はアジア予選で2位に入り、各階級の3位までに与えられる出場枠を獲得した。
 本学在学時に五輪へ出場したのは、1976年モントリオール五輪のレスリングフリースタイル100kg級・清水一夫さん(76年度卒)以来となる(第6位)。
 五輪正式種目昇格前の公開競技ではあるが、1988年ソウル五輪フライ級に齋藤博勝さん(88年度経営学科卒)が出場している。

笠原選手のコメント

 11月に出場枠を獲れてほっとしたが心落ち着かない日々が続きましたが、出場が決まりうれしい気持ちでいっぱいです。年内に金井監督と本大会までのスケジュールを組み、年明けから実行していきます。目指すは金メダルの獲得です。
 大学関係者の皆様、先生方、仲間、たくさんの方々のご支援ご声援が何よりの力となりました。「49kg級は笠原」となるように今後も精進していきます。応援ありがとうございました。

ロンドン五輪アジア予選表彰式(11月26日) ロンドン五輪アジア予選表彰式(11月26日)
金井洋監督(本学)のコメント

 2004年アテネ五輪、08年北京五輪の際は出場枠を獲得してから、本大会が行われる3月に代表選考会を実施し代表を決めた。今回は笠原、浜田選手ともに女子の中で実力が突出していることと、笠原については過去の実績が考慮され年内の決定に至ったと思う。これは派遣選手を早期に決めて、強化時間の確保を優先しようという意図があると思うので、それを踏まえて計画を立てて本大会に臨みたい。
 本大会に向けては、これまで出場権獲得を目標に通常の2~3倍の厳しい練習に耐えてきたので、年内は心身を休める意味も含め通常の練習量に戻し、これまでの戦いを振り返り、本大会でのメダル獲得を目標とする練習を年明けから開始したい。今後の優先課題は、メンタル面の強化と、世界選手権以後新たに導入されたヨーロッパ製の電子防具への対策を進めたい。
 大東文化学園、教職員の皆さま、部員の皆、ご支援ご声援いただきました全ての皆さまに厚くお礼申し上げます。
 笠原がやった!!俺たちはやった!!大東がやった!!という気持ちでいっぱいです。
 ありがとうございました。

 笠原選手は小学1年から空手師範代の免許を持つ父親から空手を教わり、小4の時にはジュニア全国大会で優勝した。その後ソウル五輪代表で自身も空手からテコンドーへ転じた石井直人氏の勧めもあり、テコンドーを始める。

テレビ出演情報

◆テレビ朝日系列「モーニングバード」
 放送日時 12月16日(金) 8:00~10:00(午前9時8分頃~の放送予定)
 放送内容 【週刊人物大辞典】

◆フジテレビ系列「すぽると!」
 放送日時 12月16日(金)深夜 24:23~25:05
      ※番組放送時間は、当日の新聞やテレビの番組表機能などでご確認ください。
 放送内容 【REAL VENUS】

※大きな事件事故などがあった場合、急きょ放送内容が変更となり、放送時間・日程の変更、または放送中止になる可能性もあります。

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