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第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が1月2日・3日、東京・大手町から箱根・芦ノ湖の往復217.9kmのコースで行われ、本学は総合12位、11時間30分46秒のタイムでゴールした。
1月2日の往路は、区間エントリーを一部変更して1区に市田宏選手(スポーツ科学科2年)、3区に市田孝選手(同2年)を起用。
1区・市田宏選手、2区・片川準二選手(国際関係学科3年)、3区・市田孝選手、4区・池田紀保選手(スポーツ科学科2年)、5区・大崎翔也選手(環境創造学科3年)の布陣で往路に臨んだ。
当日のエントリー変更で1区を任された市田宏選手は、粘り強い走りで区間5位。「花の2区」を任された片川選手は、一旦は順位を下げるもラスト1㌔から抜け出して8位で襷をつないだ。当日エントリー変更の3区・市田孝選手も体調が万全ではない中、粘りをみせ、8位で4区へつなぐと、池田選手はトップとの5分16秒差はキープするも14位で5区・大崎選手にリレーした。大崎選手は力強い走りで箱根路を駆け上がり、5時間48分46秒・往路12位でゴールテープを切った。
1月3日の復路は、8区と10区の区間エントリー変更により、6区・田口哲選手(英語学科4年)、7区・大西亮選手(スポーツ科学科3年)、8区・吉川修平選手(企業システム3年)、9区・稲田康希選手(経営学科4年)、10区・植木章文選手(社会経済学科2年)の布陣で臨んだ。
トップの日本体育大学から8分31秒差の12位でスタートした6区・田口選手は、一時は11位に順位を上げるも12位で襷をリレー。7区・大西選手は、粘り強い走りでシード圏内10位まで1分41秒差で8区へつないだ。続く8区・吉川選手も久々の公式戦ながら踏ん張りをみせ、10位まで29秒差でキャプテン・稲田へリレー。9区・稲田選手は4年間の集大成をみせる走りだったが、及ばす13位に後退。10区のアンカー・植木選手も力走をみせるが、順位を上げることはできず、5時間42分0秒・復路16位で東京・大手町にゴール。往路・復路合計タイム11時間30分46秒・総合12位でシード権を逃す結果となった。
沿道に駆けつけてくださった皆さま、テレビ・ラジオを通じてご声援くださった皆さまに、心よりお礼申し上げます。
奈良修監督の話
応援ありがとうございました。シード権の壁はやはり大きいと感じました。学生たちは3年間苦しみ、その上で12位という結果でしたが、精一杯やってくれました。負けた原因を分析し、明日からチームを立て直して、新体制で来年こそ戦えるチームにし、優勝できるチームを復活させたい。
稲田康希主将の話
上位入賞、シード権獲得を目指して、予選会から取り組んできました。キャプテン、4年生として後輩にシード権を残せず悔しいです。後輩たちはこの悔しさを忘れず、シード権獲得と上位目指して頑張って欲しい。
市田宏選手の話
箱根駅伝の舞台を走る喜びを感じながら、トップから自分の走りで流れを作りたいと思って走りました。目標順位に至らず残念ですが、来年こそ上位入賞、シード権獲得を目指したい。
市田孝選手の話
初めての箱根路で襷をつなぐことが出来て良かったです。チームとしての目標を果たすことは出来なかったですが、また予選会から勝ち上がりたい。
- 2区・片川準二選手
- 3区・市田孝選手
- 5区・大崎翔也選手
- 6区・田口哲選手