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第5回「大東経営者の会」行われる

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第5回「大東経営者の会」行われる

 5回目の開催となる「大東経営者の会」が12月13日、板橋校舎多目的ホールにて行われ、30名の同窓経営者が参加した。会の冒頭で、学園を代表して石井淳子理事長、高橋進学長から挨拶があり、参加の同窓経営者・関係者への感謝の言葉と今後の発展について期待の言葉があった。

講演会「体が資本、足は基本」株式会社フィートインデザイン 代表取締役 久保田敦 社長

 第5回大東経営者の会では、株式会社フィートインデザイン代表取締役・久保田社長より、「体が資本、足は基本」と題して、米国に比べ日本ではまだ浸透していない足の知識と健康との関係性や、シューズの選び方と履き方など足にまつわる講演が行われた。

 久保田社長は、在学時に陸上競技部(男子長距離)とラグビー部が優勝し、誇らしい気持ちで多くの友人たちと大学時代を過ごした。アルバイトに専念した時期もあるが、友人と励まし合いながら授業を受け、1992年3月に本学外国語学部英語学科卒業、同年4月に石油企業に入社、その後、IT企業を起業した。2000年には難治性創傷治療(米国足病専門治療)の日本展開におけるデータベース開発に携わり、2006年にフィートインデザインの立ち上げに関与し、米国の専門の装具を取り扱い、今日に至っている。志として「足元から笑顔と健康、そして最高のパフォーマンスをお届けすること」を掲げ、足腰の救済及び予防の促進によって、健康寿命増進に寄与することを目指していることが語られた。

 久保田社長が取り扱う足の装具「オーソティクス」は、見た目はインソールと似ているが、足の歪みを補正し、正しい足のカタチであるニュートラルポジションにすることが最大の特徴である。米国の足のクリニックでは、外反母趾や巻き爪などの足の疾病の患者に対し、8~9割はオーソティクスが処方されており、下肢潰瘍の予防にも有効であるとされている。また、足の疾病を持つ患者だけではなく、最高のパフォーマンスが必要とされるプロアスリートや、ジュニアからご高齢の方まで幅広くオーソティクスが使用されているとの説明があった。

 講演会直後には、市販のインソールとオーソティクスを比較する体験会も行われ、参加者はその違いに驚き、見入っていた。

懇親会

 講演会の後には、懇親会(板橋校舎生協食堂にて)が開催され、本学役員および陸上競技部男子長距離・真名子圭監督、男子バスケットボール部・西尾吉弘監督、テコンドー部・金井洋総監督も参加し、軽食を囲んでの活発な名刺交換が行われた。また、会場では富士山女子駅伝と箱根駅伝に出場する陸上競技部に贈る幟が用意され、参加者は思いを込めて応援メッセージを書き込んでいた。

 終わりに、村俊範学務局長より、閉会の挨拶がなされ大東経営者の会への期待を述べて経営者の会を締めくくった。