アジア料理をみんなで一緒に食べる、しあわせなお祭り
昼休みのアジア芸能鑑賞(前編参照)が終わると、キャンパスプラザではASIA MIXの目玉イベントである料理祭の用意が始まります!
学生たちはこの日のために料理メニューを決めたり、屋台の装飾をしたり、パンフレットを作成したりと準備を重ねてきました。国際関係学部の1年生は入学して間もなくASIA MIXの準備に参加して、同級生だけでなく先輩たちとの交流を通して一気に仲間との絆が深まるそう。
もともとASIA MIXのルーツは、国際関係学部の創設間もないころに「食」を通じて異文化の理解を深めようと、給湯室のコンロで各国料理を作って皆で食べたのが始まりだそうですが、その精神は今の学生にも受け継がれています。
いよいよ、料理祭がスタート!!
2019年は各日3カ国ずつ計9カ国の料理屋台が並びました。開催2日目は、韓国・エジプト・ベトナムの3か国の料理が登場。キャンパスプラザにおいしそうな匂いがただよい始めるころ、待ってました!16時半から料理祭のスタートです。チケット制で、3カ国の料理+デザート+ドリンクのフルコースがわずか400円で食べられるんです!
料理祭の楽しい様子を、写真でレポート。きっとお腹がすいてきますよ!
学生たちが心を込めて作ったアジア料理をご覧あれ!
ASIA MIX 二日目のメニュー紹介 ※左上から時計回り
● チャプチェ(韓国)・・・春雨と野菜をごま油で甘辛く炒めた、韓国ではポピュラーなお惣菜
● フォー(ベトナム)・・・米で作った、つるっとした食感の平麺を鶏のスープで。鶏肉もゴロゴロ!
● ソトックソットク(韓国)・・・トッポッキ用の餅とソーセージの串焼きに、コチュジャンのたれが合う!
● コシャリ(エジプト)・・・ご飯・マカロニ・豆をトマトソースで和えて。フライドオニオンのサクサク感がアクセント。
● バインミー(ベトナム)・・・香草や野菜やハムを挟んだサンドイッチ。本場ではサクふわのフランスパンで作ります
● タピオカマンゴーオレンジ(甜品)・・・大粒タピオカの入った、さわやかなドリンク
● ごま団子(甜品)・・・かむほどに香ばしい、餡の入った揚げごま団子
● ファラフェル(エジプト)・・・ヒヨコ豆のペーストにスパイスを加えて作った小さなコロッケ風の食べ物
びっくりするほどバラエティ豊かなメニューに大満足。これだけ食べると、空腹の男子学生でもお腹いっぱいになれるのでは!?
総合プロデューサーに聞いた、今年のASIA MIX。
ASIA MIXは企画・準備・運営まで、すべて国際関係学部の学生スタッフのみが行っています。総勢100人のスタッフをまとめる2019年の総合プロデューサー、小野朋生さんにインタビューしました。
<どうして総合プロデューサーの役を担われたのですか?>
1年生の時に調理で参加したところから始まり、1、2年と全力でやってきて、自分たちの代になったら、ぜひプロデューサーをやってみたいと思っていました。そして、やるからには過去最高のスケールでやりたい!とも考え、今回のASIA MIXを企画しました。
<今年のASIA MIXのポイントは?>
今年は3日間の開催で全9カ国の料理に加え、新しい試みとして6つの全研究班による企画で、テントや出し物を展開しました。みんなで一丸となって作り上げた、過去最大級のASIA MIXとなっていると自負しています!
暮れていく一日に、アジアに思いをはせて・・・
キャンパスプラザで憩いのひとときを過ごす皆さん。料理に舌鼓をうちながら、思い思いにASIA MIXを楽しむ光景が広がります。ゆるやかで贅沢な時間が流れて、傾いてきた太陽がまぶしく、ふとアジア旅行をしているような感覚に見舞われました。
ASIA MIXは毎年6月上旬に開催します。ぜひ、2020年のASIA MIXにもご期待ください!