「現代社会の諸問題(現代政治・行政の先端)」報告 vol. 1
9月26日 福島民友新聞社 販売局次長兼読者センター長 遠藤祐二氏 特別講義
この日、本学が包括協定を結んでいる福島民友新聞社のご協力の下、福島民友新聞社販売局次長兼読者センター長(教育事業担当)の遠藤祐二氏を特別講師としてお迎えしました。90分にわたって、現代社会におけるメディアの役割についてのお話を頂戴しました。VUCAの時代と言われる現代世界で、新聞記者がどのように記事を作り、どのような情報発信を行っているのか、また文字、映像、動画でどのような形で理解されるのかなどについて、自民党総裁選やアメリカ大統領選、環境問題など様々な話題を題材にお話しいただきました。学生からは、「時事問題をどのように理解すればよいかを知った」「自ら関心をもって多様な媒体で情報を収集することの大切さを知った」などの感想が出されました。
インターネットやSNS全盛のこの時代、オールドメディアなどと揶揄される新聞ですが、足で取材し、慎重に慎重を重ね、現実を正確に伝えようとする新聞は、その社会的意義が失われることはないでしょう。福島の今を伝える福島民友新聞は、インターネットでも日々のニュースを配信していますが、東松山図書館で読むこともできます。積極的に活用してください。
政治学科では、2025年度に「政治学現地研修・福島」(他学部他学科開放科目)を通じて、福島第一原子力発電所の構内を見学し、あの日あの時をふり返ると同時に、五感を通じて福島の今を知る機会を提供しています。2025年は9月上旬に2泊3日の行程で研修を実施します。
2025年3月からスポーツ健康学部を除く全学部の学生に募集を開始します。募集人数には上限もあります。春休み中のDBportalでの募集案内を見逃がさず、奮ってご応募ください。