報道写真展「沖縄返還50年 －定点観測者としての通信社－」に、野嶋ゼミの三年生（一部二年生含む）が現地見学を行いました。

協力先である共同通信社のベテラン記者飯岡志郎さんから、今年本土復帰50年を迎えた沖縄について過去の様々な報道写真について、その歴史的背景や撮影当時の社会状況、記者たちの思いなどを１時間近くにわたって展覧会を案内してもらいながら語っていただきました。

本土復帰50年という節目で沖縄に関するニュースなどが世の中に多く流れるなか、その記念日の二日前にこのような学びを場を得たことで、日本という国家にとって、米軍基地の多くが集中するなど、非常に重要な存在である沖縄へ向けるより深い思索への手がかりを得ることができたと思います。

会場では訪問予定時間を超えて学生からの質問が相次ぎ、主催者側からは貴重な写真展の図録を参加全員分寄贈いただきました。見学のサポートをいただいた共同通信社業務推進部の井上山美さん、福田あやのさんに感謝申し上げます。

写真展は東京都の有楽町・東京国際フォーラムで4月29日から5月12日まで開催され野嶋ゼミは12日にゼミの時間を利用して訪問を行いました。見学の成果は、前期のレポート課題として執筆してもらいます。