2019年12月9日に学長候補者選挙が実施され、次期学長に経済学部社会経済学科の内藤二郎教授を任命することが、同月18日開催の学園理事会で承認された。任期は2020年4月1日から2023年3月31日まで。
内藤二郎教授 略歴
1989年3月:同志社大学経済学部卒業 民間企業勤務等を経て
1995年4月:神戸商科大学(現・兵庫県立大学)大学院経済学研究科博士前期課程入学
1997年3月:神戸商科大学大学院経済学研究科博士前期課程修了・修士(経済学)
1997年4月:神戸商科大学大学院経済学研究科博士後期課程入学
1998年4月:外務省駐広州日本国総領事館専門調査員(2000年3月まで)
2002年3月:神戸商科大学大学院経済学研究科博士後期課程修了・博士(経済学)
2002年4月:神戸松陰女子学院大学非常勤講師等
2003年4月:大東文化大学経済学部社会経済学科講師
2005年4月:大東文化大学経済学部社会経済学科助教授(2007年より准教授)
2010年4月:大東文化大学経済学部社会経済学科教授
学位
神戸商科大学(現兵庫県立大学)大学院経済学研究科博士後期課程修了・博士(経済学)
学内役職等
2011年4月:大東文化大学経済学部社会経済学科主任(2014年3月まで)
2014年4月:大東文化大学副学長、国際交流センター所長(2017年3月まで)
2018年4月:大東文化大学大学院経済学研究科委員長(現在に至る)
専門領域
中国経済論(財政・政府間関係・地域経済問題など)
開発経済(国際協力、社会的経済など)
学会活動·社会活動等
所属学会:日本財政学会、日本地方財政学会、中国経済経営学会(副会長)、国際公共経済学会(理事)、アジア政経学会、日本現代中国学会
主要委員等:板橋区行政評価委員(2006年~、2009年から委員長)財務省財務総合政策研究所中国研究会委員(2006年~)、経団連・21世紀政策研究所委員(2018年~)、(社)国際情勢研究所委員(2006年~)
主要業績
『中国の政府間財政関係の実態と対応-1980年~90年代の総括』日本図書センター 2004年
*国際公共経済学第14回学会賞受賞
“China's Fiscal Position and Policy: Current Status of Local Government Debt Problems and Challenges; China: Economic Policy and Political Regime under Xi Jinping” Public Policy Review Vo1.11 No.1,Policy Research Institute, MINISTRY OF FINANCE JAPAN, March 2015
「習政権二期目の中国の経済動向と政策-課題と方向性を探る」『問題と研究第47巻3号』国立政治大学国際関係センター2018年
「中国の財政制度および政策の動向-現状と課題-」『運輸と経済』交通経済研究所 2018年
「中国の財政を取り巻く状況と課題」『中国-習近平体制第Ⅱ期の内外政策」フィナンシャルレビュー令和元年(2019年)第3号(通巻第138号)財務省財務総合政策研究所 2019年
新聞·テレビ等
・日本経済新聞経済教室
「転機の中国経済 地方債務処理、波乱要因に」 2012年4月
「中国経済の行方 地方債務問題 解決程遠く」2015年8月
「中国経済をどう見るか 「国進民退」世界経済のリスク」2019年11月
・BSジャパン(現・BSテレ東)
「中国経済」『日経みんなの経済教室』 2014年9月出演
「中国経済の行方」『日経みんなの経済教室』2015年2月出演
「検証チャイナリスク~中国で「過剰」が生まれる理由」『日経プラス10』2016年10月出演