刊行物・Publication
『人文科学』創刊号(1995) 目次
人文科学研究所の歩み
―『紀要』創刊の辞に代えて 岡倉登志
特集:歴史と文化における中央と辺境
- はじめに 岡倉登志
- 日本文化論と辺境 小林敏男
- 歴史における中央と辺境―ゲルマン民族と北西スラブ人
―観念整理と視点をめぐって― 富田矩正 - 物語史の〈中央〉と〈辺境〉
―方法としての〈周縁〉、もしくは日本文化史論のための序章― 上原作和
論文
- ジェンダーと言説
―インゲボルク・バッハマンの作品にみる男性の言説、女性の言説 中込啓子 - 中国古陶磁器管見 中林史朗
- 『徒然草』第二百十七段考
―「究境は理即に等し」を手懸かりとして― 芝波田好弘