教育研究上の目的
外国語学部は言語に関する学識を修め、幅広い教養と国際的視野に立脚した職業能力を有し、専攻する言語およびその言語が使用される地域の文化、社会、歴史等の教育・研究を通じて、国際的な幅広い知識と教養を身につけた外国語のスペシャリストを育成することを目的とする。
教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
外国語学部は、卒業認定・学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、以下のような内容、方法、評価の方針に基づき、教育課程を編成する。
1.教育内容
- 外国語、ITスキル、資料収集方法、表現方法などの基本の修得を目指す基礎教育科目を設置する。
- 広範な知識の修得と問題意識の養成を目指す全学共通科目を設置する。
- 各学科の教育目標を達成するための専門教育科目を設置する。
- 初年次において、大学の学び方を身につけるための導入教育科目を設置する。
2.教育方法
- 語学教育においてネイティブスピーカーによる指導を豊富に導入する。
- 双方向授業を展開するために少人数の演習を数多く導入する。
- 異文化理解を深めるために、留学、現地研修、留学生と日本人学生の共修などの機会を豊富に設ける。
- 学生が自らの関心に応じて学べるように、コースや系列別の教育課程を設ける。
3.評価方法
- 学位授与方針(DP)に掲げられた各種能力を、卒業要件達成状況、単位取得状況、GPA、卒業論文、取得資格、その他のアセスメントの結果に基づいて、多角的かつ総合的に評価する。
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教育研究上の目的
外国語学部中国語学科は、中国語学に関する学識を修め、幅広い教養と国際的視野に立脚した職業能力を有する人材の養成を目的とする。
教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
中国語学科は、卒業認定・学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、以下のような内容、方法、評価の方針に基づき、教育課程を編成する。
1.教育内容
- 1、2年次にはクラス担任制による責任を持った指導を行う。2年次より「中国語・社会(ビジネス)コース」と「中国語・言語(通訳翻訳)コース」に分かれ、前者のコースにおいては現代の中国を理解し中国語をビジネスに活用できる能力を修得させ、後者のコースでは中国語を深く掘り下げて学ぶことで、通訳翻訳のできる能力を修得させる。
- いずれのコースにおいても、中国語ネイティブスピーカーの指導により、中国語の読む・書く・聞く・話す能力を確実に修得させる。それと同時に日中関係を視野に入れながら、日中経済動向、日中貿易関係および中国と関係の深い華語圏の社会文化に関する知識を修得させる。
- 外国語科目としては1年次の英語を必修科目とし、2年次の英語は選択科目とする。全学共通科目のうち12単位を卒業に必要な選択必修科目とする。
- 問題解決に必要な情報を収集・分析し発表することのできるITスキルを修得させる。
2.教育方法
- 3、4年次には1、2年次に修得した基礎の上に、中国語の文献を深く読み込み、理解し、自分の考えをまとめた後は、それを中国語で表現できる能力を高めるための科目群を置く。
- 3、4年次には、さらにゼミ教員による卒業研究指導により、情報を的確に収集し、集めた情報を正確に分析し、それをまとめて報告・討論できる能力と技術を修得させる。
- 中国・台湾における短期留学(研修)や長期留学に参加することにより、中国語の実践的な語学力を向上させ、異文化理解に関する知識を修得させる。
3.評価方法
- 学位授与方針で掲げられた能力の形成的な評価として、中国語学科における卒業要件達成状況、単位取得状況、GPA、外部客観テスト等の結果によって測定するものとする。
- 学位授与方針で掲げられた形成的評価と比較して、その評価に届かない学生については、教員による個人面談を実施する。
- ゼミを選択した学生については、4年間の総括的な学修成果として、ゼミ教員による卒業論文あるいはそれに代わるものの評価を行う。
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教育研究上の目的
外国語学部英語学科は、英語学に加えてドイツ語学、フランス語学に関する学識を修め、幅広い教養と国際的視野に立脚した職業能力を有する人材の養成を目的とする。
教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
英語学科は、卒業認定・学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、以下のような内容、方法、評価の方針に基づき、教育課程を編成する。
1.教育内容
- 英語コースおよびヨーロッパ2言語コースの2コース制をとる。英語コースは英語と選択外国語を、ヨーロッパ2言語コースは英語とドイツ語またはフランス語を主たる目標学修言語とする。
- いずれの目標学修言語においても、日常的な事柄について対話するスキルを向上させる授業科目を置く。
- いずれの目標学修言語においても、社会的な事柄や経済・環境・人権・開発・女性などの地球的問題(グローバルイシュー)について語り、また書く授業科目を置く。
- 英語学およびその関連領域の地域の文化、社会、歴史等について学ぶための、入門、概論、研究という系統だった科目群を置く。
- 情報を収集し、分析し、発表するためのITスキルを養成する科目群を置く。
- 自分の力で情報を収集・分析し結論を導き出して発表するスキルを養う、ゼミナールを配する。
- 学問分野で分類された基本科目、学際的な課題(テーマ)科目、発展科目からなる全学共通科目を置く。
2.教育方法
- 主体的な学びを促進するために、専門科目においては、アクティブ・ラーニングを取り入れた教育方法を採用する。
- 1年次より4年次まで、少人数のゼミナールの履修を必修化し、インタラクティブな教育を実施する。
- 海外での体験学習の受講(留学)を積極的に推奨する。
3.評価方法
- 学位授与方針で掲げられた能力の修得度合いを、英語学科における卒業要件達成状況、単位取得状況、GPA、外部客観テスト等の結果によって形成的に測定する。
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教育研究上の目的
外国語学部日本語学科は、日本語学に関する学識を修め、幅広い教養と国際的視野に立脚した職業能力を有する人材の養成を目的とする。
教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
日本語学科は、卒業認定・学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、以下のような内容、方法、評価の方針に基づき、教育課程を編成する。
1.教育内容
- 全学共通科目を通して、広く一般的な教養を身につけさせる。
- 学科の特性を生かした職業選択に応じたキャリア教育を行うとともに、社会人として仕事をするうえでの強みとなる実務的かつ高度な日本語力を身に付けさせる。
- 初年次においては、必修の基礎教育科目で、日本語の基礎的運用能力を向上させながら、専門的な研究に入るためのスタディスキルやITスキルを修得させる。
- 専門教育科目では、日本語学、言語学、日本語教育学関連の必修科目および語学の選択必修科目の学修を通じて、日本語学、言語学、日本語教育学、語学、異文化理解等の能力を修得させる。
2.教育方法
- 留学生と日本人学生との共修を通じて、異文化理解の能力を実践的に身につけさせる。
- 日本語に加えて複数の外国語を学ばせることによって、日本語と他言語との比較の視点や、日本語教育上必要な学習者の母語についての知識を修得させる。
- 少人数制のゼミにおいて、自ら設定したテーマに基づき卒業研究を行うことによって、特定の課題について問題意識を持ち、自らの視点で考えをまとめ、発表する能力を修得させる。
3.評価方法
- ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)で掲げられた能力の形成的な評価として、日本語学科における卒業要件達成状況、単位取得状況、GPA、外部客観テスト等の結果によって測定するものとする。
- 単位制度の実質化を図るため、成績評価の方法及び基準を明確化し、成績評価を厳格化する。