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現地研修ライブ : パキスタン、パンジャーブ大学での様子

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本年度のパキスタン現地研修には引率教員1名と学生5名(全員女子)が参加しました。研修期間は2006年9月29日から10月23日までの25日間でした。うち、10月1日から10月16日までの16日間、ラホールのパンジャーブ大学で語学研修に参加しました。語学研修修了後、ラホール市内観光の他、ラワルピンディー近郊、タキシラ、およびイスラマーバードを見学しました。

ラホールでの宿は新キャンパスにあるゲストハウスでした。毎朝8時前に大学の手配した車で、旧キャンパスにある教室に移動し、そこで12時過ぎまでウルドゥー語の授業を受けました。その後、宿で昼食を食べたあと、学生は買物や見学などにでかけました。学校での先生方との交流のほか、宿のスタッフやその家族、あるいは車の運転手の皆さんから生きたウルドゥー語を学ぶ機会もありました。

研修期間がラマザンに重なったので、ラホールでの食事はすべて宿に準備してもらいました。まるごとのナス、ジャガイモ、ピーマンを煮込んだカレーは逸品でした。日替わりの食事を準備してくれたコックさんとの交流も忘れ難い思い出になっています。

学生達は今回の研修から多くを学んでくれたものとおもいます。まずは、自己管理の重要性です。体調管理のほか、おもったように物事が進まないときのストレス管理も異国での滞在には重要です。また、自分達の価値観を相対視することも国際交流には必要なことです。さらに、言語学習の重要性についても実感してもらえたようです。今回の現地研修を契機に、参加学生のパキスタンやウルドゥー語への関心がさらに深まることを確信しています。


篠田隆