2007年度アジア言語スピーチコンテストの開催日が決定しました。今年度は12月6日に開催されます。
エントリーは10月20日まで
胸に秘めた想いをアジア言語に乗せて熱く語りたい人、スポットライトを浴びて大勢の前でアピールする快感に酔いしれたい人などは、10月20日までに地域研究学会で参加手続きをして下さい。
って、まだ先の話じゃね?――いいえ、出場者はおおまかに、以下のようなスケジュールで準備を進めます。思っている以上に忙しいかもしれません。
1.テーマを決め原稿を作成する
2.先生の添削を受ける
3.準完成稿を作成する
4.暗誦と練習をする
5.ネイティブの先生に発音指導を受ける
6.最終稿を完成させる
7.リハーサル
8.本番
優勝を狙うなら、夏季休暇中に原稿を練りに練るのがベスト。魅せるパフォーマンスだって、今からなら技に磨きがかけられます。戦いは今から始まっているのです。
スピーチコンテスト
日頃の成果を発揮する場
国際関係学部では留学生用の日本語を含めると、アジア10言語の講義が大学内でおこなわれています。ですが欧米の言葉と違い、習得したアジアの言葉を日常生活で話せる機会は非常に少ない。スピーチコンテスト(Asian Languages Speech Contest)は「日常生活の中で、教室以外にも習得言語の学習成果発表の場を本学部生に与え、さらに言語能力とコミュニケーション能力をあわせて向上させたい」という願いから生まれました。1つのコンテストでアジアの10言語が聞ける、アジア重視した大東の国際関係学部ならではのイベントになっています。
言語力はもちろん、短い時間で上手にまとめて話すのも大きなポイント。学部生の中から立候補して選ばれたスピーカーは民族衣装を身にまとい、歌やダンスのパフォーマンスをからめてアジアの言葉を伝えていきます。
2007年度スピーチコンテスト
2007年12月6日、大東文化大学60周年記念講堂において、Asian Language Speech Contest(略称:スピコン)が開催されました。
スピコンは、大東文化大学 国際関係学部でで選択必修科目となっている地域言語によるスピーチコンテストです。今年で10回目を迎えました。
今回、壇上に上がったのは総勢26名。そのうち9人が1年生でした。今年は例年になく1年生の出場者が多く、なみいる先輩をものともせず、1年生ながらも優秀賞を獲得した猛者もいました。
1年生といえば、4月から地域言語を学び始めたばかりでの参加になるため、学習時間からして先輩には適わないと、出場を見送る1年生も多いのですが、今年参加した9人の、堂々たるスピーチを披露する姿は実に頼もしい限りでした。
最も優秀な学生に贈られる、栄えある学部長賞は、国際文化学科3年の松本こづえさんに決まりました。松本さんは、力の入った、表現豊かで情感あふれる見事なスピーチもそうですが、スポットライトによく映える韓国の華やかな民族衣装でも会場を魅了していました。
オープニングもかつてないほど華々しく開会した第10回大会でしたが、全ては「出場者が輝けるコンテストにしよう」というスローガンの下に団結したスタッフや関係者の方々の尽力による賜物です。