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国際関係学科国際文化学科

国際関係学部設立25周年記念イベント「手塚治虫のブッダ」上映、森下孝三監督が来校

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映画「手塚治虫のブッダ」の森下孝三監督

 国際関係学部設立25周年を記念して記念イベント「手塚治虫のブッダ」の上映会が行われ、上映前に同作品監督の森下孝三さんが学生からのインタビューに答えた。

 森下監督はアニメ「聖闘士星矢」「ドラゴンボール」のプロデューサーなど、数々のアニメ作品の演出等で活躍され、現在は東映アニメーション取締役副社長として経営の立場でも日本のアニメーション発展に尽力されている。

 この「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」は、2500年前のインドで誕生したシッダールタ(のちの仏教開祖・ブッダ)が出家を決意までを描いた手塚作品を映画化したもので、国際文化学科の井上貴子教授が芸能文化の監修と音楽演奏で関わった。

 上映に先立っての学生からのインタビューで、森下監督は数ある手塚治虫氏の作品で「ブッダ」を選んだのは「この物語が幅広い年齢層にも受け入れられ長年読み続けられているからだ」と思いを語った。映画監督として重要な点についての質問では「今何を感じ、何をすべきで何がしたいのか。それらを理解するには『才能』が重要だ。『才能』の有り無しは、最後までエネルギーを持続することができるかで分かる」と述べた。
 森下監督は「この映画はファーストシーンに力を入れた。特に注目して見てください」と語り、インタビューを締めくくった。