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神田外語大主催 ベトナム語スピーチコンテストで本学の学生が入賞

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 去る10月29日(土)、神田外語大学ミレニアムホールにおいて、同大学主催ベトナム語スピーチコンテストが開催されました。このコンテストは日本全国の大学でベトナム語を学ぶ学生が大学単位で参加するもので、五回目の今年は、神田外語大学、東京外国語大学、大阪大学、立命館アジア太平洋大学、本学の五つの大学から19名が出場しました。出場者はカテゴリーA(一年生)、カテゴリーB(二年生)、カテゴリーC(留学経験のない三、四年生)、カテゴリーD(留学経験のある三、四年生)の四部門に分かれ、カテゴリーAはベトナム詩の朗読、カテゴリーBからDまでは、「私の夢」または「私の中のベトナム」というテーマで熱弁をふるいました。

 本学からも、国際関係学部でベトナム語を学ぶ4名の学生(一年生2名、二年生2名)が参加。夏休み前から熱心に練習に取り組んで当日に臨みました。このうち、相異なる文化や価値観が共存する世界で生きていくには、自分の文化に固執することなく幅広い国際的視野をもつことが必要であり、大学在学中にそうした視野を身につけることが自身の夢と述べた、二年生の栗原光君がカテゴリーB(出場者6名中)において第二位を獲得しました。以下は栗原君の出場感想記です。


日頃から使い慣れた日本語ではなく、学習し始めてまだ2年目のベトナム語でスピーチしなければならなかったので、スピーチの文章の作成、発音練習、暗記がとても大変でした。先生から頂いた音声ファイルを何度も聞いて練習しました。そうして迎えた当日、会場の神田外語大学でリハーサルをした時は緊張で足がすくみ、本当にできるかどうか、とても不安になりました。しかし本番ではそれまでの練習が功を奏し、思ったよりリラックスしてスピーチすることができました。今回第二位に入賞することができたのも、会場まで応援に来てくれたベトナム語のクラスメートや、最後まで練習に付き合ってくださった加藤先生、ベトナム人留学生のクアンさんのおかげです。最初は不安でしかなかったスピーチコンテストですが、今では非常に良い経験ができたと思っています。この経験を将来に生かすことができたら嬉しいです。