押川典昭先生(国際文化学科)のタン・マラカに関する2つの論文を収録した本が、インドネシアのKomunitas Bambuという出版社から刊行されました。タイトルは、Tan Malaka : Kehidupan, Pemikiran&Petualangan(タン・マラカ:その人生と思想と冒険)。押川先生を含むアメリカ、オランダ、オーストラリアなど海外の6人の研究者の論文が収められています。
押川先生によれば、タン・マラカ(1897-1949)は、インドネシアの独立に大きな功績のあった人ですが、その生涯や思想を知る人は少なく、「忘れられた民族英雄」のひとりだそうです。
インドネシア語とインドネシア近現代史を学ぶ学生諸君には手にとってもらいたい本です。