高江洲順八さん(国際関係学部3年)が、2014年9月実施の193回TOEIC公開テストで、945点を取得しました。地域言語はアラビア語を選択。1年次の12月に受検した最初のTOEICで400点台をマークして以来、コツコツとたゆまぬ努力を積み重ねた結果、2年次には700点の大台へと跳ね上がり、果たしてこのたびの快挙につながりました。高江洲さんには、2年間のスコアアップの実績をもとに、国際関係学部が設けている「TOEICによる単位認定制度」により、英語講座3科目6単位が単位認定されることになります。
2月10日、マーゲル先生のゼミ合宿中の教室(8211教室)にお邪魔して、高江洲さんから勉強方法を中心に話しを聞いてきました。その一端をご紹介します。
☆ 945点というスコアを知ったときの感想は?
800点台に乗せることを目指していたので、900点半ばのスコアには、正直びっくりしました。
☆基本的な勉強方法と勉強のコツは?
基本的な学習方法は、テキスト付属のCDを活用したシャドーウィングです。シャドーウィングによりリスニングの強化を図りました。600点あたりでスコアが伸び悩んでからは、シャドーウィングに加えて文法を徹底的にやりました。文法学習なしに900点超はないと思います。
勉強にかける時間も重要ですが、それ以上に大切なのは、毎日継続することです。一週間の勉強時間でも、土日にまとめて2時間ずつの240分と、1日30分を毎日継続した210分では、20分でも30分でも、毎日学習したほうが何倍も効果的だと思いました。
マーゲル先生と
☆勉強をしていてたいへんだったことや辛かったことは?
英語はもともと好きなので勉強が辛いと思ったことはありません。ただ、効率的なテキストを模索し、さまざまなテキストを購入したため、教材費の出費が嵩んでしまいました。おそらく5万円近くになるのではないでしょうか。少々大きな投資です。
☆高江洲さんのTOEIC準備にとって、マーゲルゼミの存在は?
マーゲル先生のゼミでは、英語はあくまで手段です。コミュニケーションの方法や異文化理解について考えながら英語を鍛えるのがマーゲル流。マーゲル先生の話がどれだけわかるかを、ひそかにTOEIC学習の成果を測る目安としていました。マーゲルゼミにはTOEICで800点超の仲間もいるので、お互いに励まし合い切磋琢磨できたことも大きいと思います。予想よりも早い時期に945点というスコアをマークできたのは、マーゲル先生のご指導はもちろんですが、ゼミの仲間からの刺激によるところが大きいと改めて感じています。
☆今後の目標は?
英検1級取得です。
☆卒業後の進路は?
英語を活かして海外で働ける貿易などの仕事にかかわりたい考えています。
高江洲さん(中央)とマーゲルゼミの仲間たち
☆後輩にアドヴァイスを!
継続は力なりです。これ以外にはありません。1日30分でいいです。毎日やることが大事です。がんばってください。
マーゲル先生から一言
「継続は力なり」を実証しているような学生です。高江洲君の持続力は天才的だと思います。実力がある上に、人一倍努力のできる学生ですから、近い将来900点超は間違いないと信じていました。しかし、こんなに早い時期に945点をマークしてくれるとはやはり驚きです。ゼミの仲間のみならず国際関係学部の学生たちにも、ぜひ後に続いていってもらいたいと思います。