満開の桜がキャンパスを彩る中、新入生ガイダンスが行われました。大学生活2日目ということで、初めはやや緊張の面持ちでしたが、少しずつ周囲の人たちと打ち解け始めている様子が見受けられました。
新納豊学部長のご挨拶のあと、先生方による恒例のアジア地域言語習字パフォーマンスが始まりました。黒板いっぱいに広げられた半紙に先生方はそれぞれの特徴ある文字を書いていきます。今年は「ようこそ大東文化大学(国際関係学部)へ、皆で~語を学びましょう」といった趣旨の文が披露されました。初めて見る文字に、新入生からは新鮮な驚きの声が上がっていました。
今年度から新たに加わった英語を含めた10言語のプレゼンテーションが行われた後、新入生は各言語のブースに移動し先生方と在学生からもてなしを受けました。その地域の特性、留学、現地研修の様子など、より詳しい説明を聞きながら「専攻言語」を決めていきます。
多様な言語に接し、多くの学生が複数の選択肢で迷っている様子が見受けられました。ガイダンスの最後に教務委員長の新里孝一先生から「決定は自分で行うこと」、「いい加減な選択をしないように慎重に決めること」などのお話があり、選択票が渡されました。
ガイダンスの翌日、いよいよ選択票の提出です。迷っている学生は締め切り時間の直前まで相談し、慎重に選択していました。言語のクラス分けが行われている間に地域研究学会の先輩たちからカレーが振る舞われ、ほっと一息ついたところで発表が行われました。
コースが決定し、いよいよ来週から授業がスタートします。第一希望が通った人もそうでない人も、一期一会の心で新しい発見を楽しみながら大学生活を送ってほしいものです。