7月22日(水曜日)、東松山キャンパス内の「M-Hall」において、「アジアの身体とパフォーマンスA」の成果発表会が行なわれました。数年ぶりに再開された待望の授業。前期は25名の学生が受講しました。授業を担当するのは、小尾淳先生。南アジアの地域研究(芸能)がご専門で、今年度はアジア言語講座の「タミル語」も担当されています。3ヶ月にわたる取り組みをレポートします。
「アジアの身体とパフォーマンス」では、インドの代表的な古典舞踊の一つであるバラタナーティヤムを実際に体験することで、身体を通じたアジア文化理解を目指します。バラタナーティヤムは、ステップを中心とした様々な「型」から構成されている部分と、インド神話の世界を手の動き・身振り・顔の表情で表現豊かに語る部分に分けられます。
前期では、踊りのベースとなるステップを中心に、手や目の動きを用いた表現方法を学び、その成果を課題曲で実演しました。前期の課題曲は「プシュパンジャリ(献花の踊り)」。踊りの後お花を捧げ、舞台の成功を祈ると共に、踊りの王として知られているシヴァ神(ヒンドゥー教の神)を讃える詩を身振りとジェスチャーで表現します。