2015年10月16日の「東南アジア地域研究8」の授業では、日本国際ボランティアセンター(JVC)の平野将人さんによる特別授業を行ないました。「戦後日本の東南アジア進出とNGOの国際協力」と題して、途上国に対する政府の援助政策と、市民が作るNGOの本質的な違い、後者の役割や問題点などを話していただきました。
平野さんはJVCのラオス事業担当として、同国の森林保全に携わっておられます。日本と違い、ラオスの農村では森が日々の暮らしと一体であること、その森林を破壊から守るために、村人と一緒にどんな活動をしているかなど、実体験をふまえた説得力のあるお話を聞くことができました。学生たちも大いに刺激を受けたことでしょう。