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国際関係学科国際文化学科

「小学生のためのアジア理解講座」in 桜山小学校(2月3日)

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 2月3日、東松山市立桜山小学校において、民族資料研究班(民研)による「小学生のためのアジア理解講座」が行われました。民研の「小学生のためのアジア理解講座」は今回で4回目になります。昨年2月の萩ヶ丘小学校(ときがわ町)を皮切りに、10月15日には高坂小学校で、さらに11月7日にも「こども大学ひがしまつやま」で「韓国の文化」をテーマに国際理解教育を行っています。この間、第38回日本スリーデーマーチでも、初日の中央会場で「農楽」を実演しています。

 午前の部(3・4時限目)は、3年生向けの授業で、テーマは「世界のあそび」。「じゃんけん」「ロンドン橋落ちた」「ハンカチ落とし」――お馴染みの遊びですが、世界の国々ではどんなふうにやっているのでしょうか? 日本の「グー・チョキ・パー」は、韓国では「バイ・カイ・ボ」です。東南アジアでは「グー・チョキ・パー」のかわりに、人や動物をイメージして、指やジェスチャーを使います。インドネシアでは、ゾウ(親指)、人間(人差し指)、アリ(小指)ミャンマーでは、トラ(チャー)、軍人(ボー)、鉄砲(タナッ)など。

 英語の歌を歌いながら「ロンドン橋落ちた」で遊んだあとは「ハンカチ落とし」です。日本だけではなく、カナダ、タイ、スペイン、カンボジア、ケニアでも人気のある遊びだそうです。授業では、カナダの「ダック・ダック・グース」のゲームで大暴れしました。













 午前の授業のあとには、民研の学生も顧問の飯國有佳子先生も、3年生と5年生の教室に招かれ、子どもたちといっしょに(小さな机と椅子で)給食をご馳走になりました。うどんと白み魚のフライと温野菜、そしてジョア。「懐かしい!」という声が聞こえていましたね。給食のあとは清掃の時間。なぜか児童にまじり、率先して清掃をしている学生もいました。

 午後の部(5・6時限)のテーマは「韓国の文化」。5年1組と2組の授業です。韓国文化の簡単な説明のあとには、民族衣装(チマチョゴリとパジチョゴリ)の試着と「農楽」の実演が続きました。それにしても、民研の学生たちの「農楽」。回を重ねるごとにどんどんうまくなっているような気がしますね。今後が楽しみです。

 今年度の最後の民研講座は、2月12日に萩ヶ丘小学校で行われることになっています。