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国際関係学科国際文化学科

鈴木セルヒオさんが、テコンドー男子58kg級で優勝。アジア大陸予選日本代表に。

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 テコンドーのアジア大陸予選日本代表最終選考会で、鈴木セルヒオさんが、男子58kg級で優勝し、アジア予選の代表権を獲得しました。

 1月31日に、岐阜県羽島市で開催された本大会の名称は「第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)テコンドー競技アジア大陸予選日本代表最終選考会」。
 鈴木さんは、準決勝で中川貴哉(スポーツ科学科4年)を、優勝決定戦では前田寿隆(英米文学科1年)を制しての「完全優勝」。1枠しか与えられない男子58kg級の代表権を獲得しました。
 アジア大陸予選は、4月16日から17日にかけて、フィリピンのマニラで開催され、各級とも2位までの選手にリオ五輪の「切符」が与えられることになります。

▲2015年全日本インターカレッジ

 2月6日、アジア大会の代表合宿をひかえた鈴木さんに、新里孝一教授(国際関係学科主任)と国際関係学部事務室の三嶋啓仁さんがインタビューを行いました。テコンドーをはじめたきっかけや韓国での高校生時代のこと、普段の練習のようすやオフの日の過ごし方、授業や卒業論文のこと、さらに、テコンドー部の金井洋監督や仲間のこと、試合前の種々のメンタル・トレーニングなどについて、約1時間にわたって、たいへん興味深い話を聞くことができました。
 自信に満ちて堂々とした態度、微塵の驕りも感じさせない謙虚でもの静かなその語り口からは、すでにオリンピック級のアスリートの風格さえ漂っていました。テコンドー部の金井監督や仲間への感謝の言葉を、鈴木さんは何度も口にしていました。教室で「がんばって」と声をかけてくれる国際関係学部の学生もたくさんいて、とても励みになるとも。話を聞きながら、わたしたちもとても嬉しくほのぼのとした気持ちになりました。

 アジア予選まであと約2ヶ月。「アジア大陸予選で優勝するイメージはできている。必ずリオへの枠を勝ち取る」。笑顔でしかし力強く、リオ五輪への決意を語ってくれました。

 アジア大会に向けて、2月8日から15日までは味の元トレーニングセンターで、そして2月末にはタイでの代表合宿があるそうです。21日の全日本テコンドー選手権にはエントリーせず、代表合宿に専念することになります。全日本選手権には、国際関係学部からも、近慎仁さんと竹内一さん(いずれも男子54kg級)が出場します。こちらも目が離せません。