押川典昭教授は、10月10日から、プラムディヤ・アナンタ・トゥールの評伝のための取材で、インドネシアに滞在しています。
プラムディアの生まれ故郷である中部ジャワのブロラという小都市では、小説などに登場するゆかりの場所を訪ね歩いたそうです。
プラムディアと親交の深かった押川教授の訪問は現地メディアにも注目され、長文のインタビュー記事が「日本の大学教授がプラムディヤ・アナンタ・トゥールの足跡を調べるためにやってきた」という見出しで新聞に紹介されました。写真は、ブロラ県の副知事から、プラムディヤの写真をプリントしたTシャツを贈られているところ。
押川教授によれば、プラムディヤの作品は、正式にはまだ発禁措置を解かれていませんが、ジャカルタの大きな書店に行けば、書棚の3段くらいを使って彼の作品が並べられているそうです。