11月27日、第20回Asian Languages Speech Contest(ALSC)が開催されました。ALSCは、学部生に地域言語の発表の場を提供し、言語能力とコミュニケーション能力を向上させようという目的で始められました。 ALSCでは国際関係学部で学ぶことのできる東アジア・南アジア・東南アジア・西アジアの9つの地域言語と日本語で、計23人によるスピーチが競われました。
ALSCは地域研究学会の学生たちが中心となり、数カ月間をかけて作り上げる一大イベントです。毎年様々な趣向が凝らされ、、国際関係学部の伝統の一つとして受け継がれています。
今回のテーマは「なぜ、いま、グローバル理解が必要なのか?」。2020年に行われる東京オリンピックに向け、日本でもグローバル化が進められています。グローバル化が進む世界の中で、もう一度グローバル化について考える、学生たちの様々な思いが語られました。
コンテストの様子
創作劇
ALSCの幕間では、戦後から現代までの日本を再現した創作劇が披露され、参加者を楽しませてくれました。スピーチの発表に負けないぐらいの熱演ぶりで、会場の雰囲気がとても賑やかだったと好評でした。
厳正な審査の結果、優秀賞が3名、観客が投票する観客賞が1名、最後に学部長賞が1名が発表されました。結果は以下の通りです。
優秀賞
タイトル「世界平和への道」
タイトル「グローバル化の影で生きる人々」
タイトル「“世界”の見方」
観客賞
最優秀賞
タイトル「未来の全体主義をなくせ」
講評
写真コンテスト受賞者
今回スピーチコンテストの受賞者の表彰の他に、現地研修の写真コンテスト受賞者の表彰がありました。以下6名が受賞しました。
最優秀賞 ベトナム 三又大輝さん
優秀賞 タイ 工藤 凌さん
優秀賞 オーストラリア 松澤 駿都さん
佳作 韓国 草間 愛里香さん
佳作 中国 中沢 俊哉さん
佳作 イラン 桜木 遼祐さん
最後に
スピーチコンテスト当日まで、長い時間をかけて準備をしてきた実行委員会の学生スタッフのみなさん、お疲れさまでした。