2018年度のベトナム現地研修は、8月20日~9月10日の計22日間で実施されました。9月7日まではハノイ滞在、以降はホーチミン滞在という日程でした。
ハノイ滞在中は、ハノイ国家大学ベトナム語学科でベトナム語の授業を受けました。
チー先生、ウィー先生の授業は非常にわかり易く、楽しいものでした。また、発音が難しいとされるベトナム語において、ネイティブの先生から直接、みっちりと指導を受けられたことは、非常に有意義でした。
最終日には、日本とベトナムの文化の違いについて、全員がベトナム語でスピーチをしました。独立記念日の有無や貨幣の違い(日本の硬貨や、紙幣の肖像画のバリエーション)等、日本人から見た日本とベトナムの文化の違いに、先生方も驚く場面がいくつもありました。スピーチ終了後には、全員で記念撮影を行いました。
現地研修中、ベトナムのIT企業FPTソフトウェア社を訪問しました。FPTソフトウェア社は、14カ国に事業展開するグローバル企業で、ベトナムのIT企業最大手としてベトナムのテクノロジーを牽引しています。IoTの時代の到来が叫ばれる現代に、発展著しいベトナムの最先端のIT企業を訪問出来たことは大変光栄なことでした。
ホーチミンに移動してからは1日ミトー観光、1日自由行動、その翌朝に帰国という日程でした。
ミトーでは主にトイソン島という島を観光しました。トイソン島は農業や養蜂が盛んで、フルーツの試食や養蜂場の見学、ココナッツキャンディ工場の見学等、この島ならではの体験をしました。熱帯以外ではなかなか見られないランブータンやカカオポッド等の果物に一同興味津々でした。
学校のプログラム以外にも、自由時間でハノイやホーチミンの様々な場所を回り、「ベトナム」の一端を楽しみました。この二つの都市はベトナムに行く前に身構えていたよりもはるかに治安が良く、ナイトマーケットのような日没後のイベントにも、深夜でなければ比較的安心して出歩けました。予想以上に治安がよかったことも、3週間という短期間でベトナムに愛着を持てたひとつの要因かと思います。
また現地のベトナムの人々にも心優しい方が多く、ベトナム人がまた少し好きになれた気がします。