11月26日、東松山校舎60周年記念講堂において、第21回Asian Languages Speech Contest(ALSC)が開催されました。ALSCは、学生に地域言語の発表の場を提供し、言語能力とコミュニケーション能力を向上させようという目的ではじめられました。 地域研究学会の学生を中心に、準備に数カ月をかける一大イベントです。毎年、さまざまな趣向が凝らされ、国際関係学部の伝統の一つとして受け継がれています。
今回も、アジア地域言語(中国語、コリア語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、ヒンディ-語、ウルドゥー語、ペルシア語、アラビア語)と英語と日本語で、22名の学生によるスピーチが繰り広げられました。
テーマは「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて今、私たちにとっての異文化理解とは」。現在、日本国内には多くの外国人がいます。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さらに多くの国から外国人が訪れることが予想されます。そんな中で、自分たちが外国人と共生していくためにはどうすればよいのか等、学生たちのさまざまな思いが語られました。
スピーチ
創作劇
恒例となっているALSCの幕間では、オリンピックと平和をテーマにした創作劇が披露されました。スピーチの発表に勝るとも劣らない熱演で、観客の心を掴んでいました。
成績発表
12名の審査委員による厳正な審査の結果、優秀賞が3名、観客賞が1名、最後に最優秀賞が発表されました。成績は以下の通りです。
最優秀賞
韓国語 原口玲菜さん「留学したからできること」
優秀賞
韓国語 高橋真由さん 「異文化理解の第一歩」
日本語 丁紀梅さん「ボーダーレスの精神ー心の境界線を乗り越えること」
英語 坂本美釈さん 「異文化と価値観」
観客賞
英語 坂本美釈さん
講評
写真コンテストの表彰式
現地研修の写真コンテスト受賞者の表彰がありました。以下6名が受賞しました。
〈最優秀賞〉
オーストラリア『 瑠璃と碧 』 大作 優奈さん
〈優秀賞〉
ベトナム『 旧市街にある線路 』 内藤 恵介さん
モロッコ『 寧静なる青 』 齊藤 あまねさん
〈佳作〉
モロッコ『 モロッコ・シャウエンの街並み 』 武藤 愛さん
ベトナム『 Hanoi train street 』 汲田 慎平さん
モロッコ『 異世界の日常 』 大塚 愛加さん
最後に
スピーチコンテスト当日まで、長い時間をかけて準備をしてくれた実行委員会の学生スタッフのみなさん、お疲れさまでした。