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現地研修ライブ : 中国、北京大学での様子

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2006年度の中国北京大学における現地研修は8月6日から9月2日までの日程で行われました。引率者1名、参加学生6名(女子5名;男子1名)でした。


授業は月曜から金曜までの午前8時から12時までで、午後は基本的に自由時間ですが、日によっては市内観光や京劇鑑賞等が組み込まれており、週末を利用しての小旅行も行われました。

到着した翌日早速クラス分けのためのテストが実施され(listening及び筆記、計100題;試験時間約90分)、その結果に基づいて、他校や他の団体の受講生を含む総勢60数名が5つのクラスに分けられました。北京大学が独自に編集・出版した教科書を使用したかなり密度の濃い授業だったようで、学生諸君は当初は先生の説明(全て中国語)が充分には理解できず、戸惑う場面もあったようですが、回を重ねるにつれて徐々に慣れてゆき、最終的には各自日本で学ぶのとはまた違った成果を得たと思います。全員遅刻、欠席もなく、また団体行動の際の集合時間に遅れたりすることもなく、まじめに取り組んでいたことは引率者として嬉しく思いました。研修期間終了時に実施された試験の成績も良く、立派な修了証書が授与されました。なお、宿泊棟、授業を受ける教室棟ともに大学構内にあり(徒歩数分)、すぐ近くにスーパーや銀行等もあって(同じく徒歩数分)、生活上の特段の不都合はあまり感じませんでした。

授業以外の面でも他校の学生たちと宿題で協力し合ったり、食事をともにしたり、一緒に北京市内見学に出かけたりして交流を深めました。


実際に現地に滞在し、直にその地の人や物に触れてみて様々な「違和感」「ショック」を感じたことをも含めて、総じて意義深い研修であったと確信しています。

大石敏之