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国際関係学科国際文化学科

2010年度現地研修報告-エジプト

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エジプトの現地研修には15人(男子5人、女子10人)で参加しました。9月13日~10月4日の22日間、アレキサンドリアの言語学校でアラビア語を学び、カイロで観光をしました。最初は異国の地に戸惑いましたが、エジプトの雰囲気と人の温かさに慣れてきました。

まず、13時間のフライトを経て、カイロにつきました。香辛料の匂いとエジプト人の濃い顔立ちに圧倒されました。思っていた以上にエジプトはゴミに溢れていて、交通の荒さや口に合わない食事、ホテルでの慣れない生活にみんな「日本に帰りたい。」といってました。カイロでは、観光中心で、博物館、ピラミッドなど有名なところをみることができました。エジプト考古学博物館のツタンカーメンの黄金のマスクは鳥肌がたつくらい美しいものでした。最初のカイロの滞在期間は3日間だけでしたが、たくさんの観光地をまわったため、濃くて長く感じてました。

次にカイロの上に位置するアレキサンドリアに3時間かけて移動しました。アレキサンドリアは地中海に面していてカイロと雰囲気もかわりすごく住みやすい街です。ヨーロッパの影響も感じさせられます。2週間の間、午前はアラビア語を勉強し、午後は各自で観光や自由行動でアレキサンドリアを楽しんでました。ホテルも100年の歴史があるきれいなホテルでした。アレキサンドリアに留学している先輩方に、様々なところを教えてもらい、安心することができました。

最後にまたカイロに戻りました。行きと違ってアレキサンドリアが海風で涼しかったので、カイロがとても暑く感じました。ギザの3大ピラミッドを見たり、ラクダにのったり、スーク(市場)でお買いものしたり、最後のエジプトでの時を満喫することができました。最初は帰りたかったエジプトも、まだいたかったに変わりました。

現地研修が終わるころには、まったく理解してなくてできていなかったアラビア語でしたが、会話に少しずつ取り入れてはなしてました。現地研修で習ったアラビア語で現地の人に会話をする楽しみも増えました。そして、エジプトの宗教に縛られていて堅いイメージが変わりました。エジプト人は日本人に対して受け入れ、明るく気さくに話してくれました。

現地研修を通して、エジプトの魅力にはまって、もっとアラビア語の勉強を頑張ろうと思えることができました。この体験は、自分の中の価値観を変え、お互いの国の魅力や欠点も感じられたと思います。観光もたくさんでき、世界遺産の素晴らしさやイスラム教の習慣も感じました。この旅で、自分自身のことも高めることができたし、友情も深めることができたと思います。また行きたいと思える国です。この大勢でいったからこそ、素晴らしい経験ができて、よかったと思います。

国際関係学部 国際文化学科2年 村松優美