News

国際関係学科国際文化学科

2022年度 現地研修報告―インド(ジャワハルラル・ネルー大学)

  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア
  • Xでシェア

 8月5日から8月17日までの12日間、去年に引き続き新型コロナウイルス感染の影響を考慮して、Google Meetを利用したオンライン現地研修が行われた。現地入りは叶わなかったが、オンラインに対応した言語学習を通じて意義ある経験を得られた。

授業

 授業では、基本的なヒンディー語の単語や文法だけでなく、簡単なヒンディー語で日本語を交えながら、インド各地の地理や文化の紹介のほかにおとぎ話を読んだり、古今の楽曲に触れて、インドとヒンディー語の両方について知識と認識を深めた。閉会式では、習った歌をみんなの前で披露することができた。

 

学生交流

 残念ながら渡航が断念されたため、直接顔を合わせての交流とはいかなかったが、インド人学生たちが作成したツアー動画を通じて、デリー近辺の名所旧跡や文化を知ることができた。話を聞くことで、実際に訪れたような気分を味わうことができた。私たちも、自己紹介のスライドを作り、大東文化大学の紹介をパワーポイントで行った。

 

オンライン研修で気をつけたいこと

 インドと日本の時差は、オンライン研修に影響することもあった。学生とインド人先生方との間で、授業時間がインド時間あるいは日本時間なのか、混乱することが若干あった。また夏休み期間であるため、オンライン研修以外の時間帯に別の予定を入れていたこともあり、時々、その切り替えがうまくできないこともあった。通信と発話できる環境を十分に整えて、余裕をもって授業に臨む準備が重要だと実感した。

最後に

 昨年に続いて現地渡航が断念されたことは非常に残念だが、オンラン実施が二回目ということもあり、ネルー大学の先生方や学生さんたちの創意工夫を凝らした授業づくりで、ほぼ不自由せずに受講することができた。今後もいっそう言語能力を高めた上で、次は実際に現地に訪れて直接言葉を交わしたい。