2023年度の中国現地研修は、8月7日から8月26日までの20日間、北京の中央民族大学で中国語の現地研修が行われました。1名引率の先生と7名の学生が参加しました。
【前期の事前準備】
前期にある現地研修の授業では、研修先である中央民族大学の概要、レストランなどで使える日常会話、中国の歴史・文化・政治などに関する基本知識を学びました。また、授業中に中国人留学生の方が来てくださり、北京の観光スポットやおすすめの食べ物を教えてくださったり、座談会を行いました。授業中に、研修後に取り組む「中国研究レポート」のテーマを決めます。テーマは中国について興味があるもの、なんでも好きな事をテーマに設定することが出来ます。このような事前準備をしたうえで、8月本番の現地研修に臨みました。
【中央民族大学の授業】
今年度は大東文化大学から研修に参加する学生が少なかったため、同じ時期に一緒にきていた島根県立大学の学生の方たちと合同で授業を受けました。はじめは午前中の4時間が授業時間となっていましたが、コロナに感染した学生も複数でてきたため、安全性の考慮から午前中の3時間のみが授業時間へと短縮になりました。昼食は食堂など各自で食べ、その後は自由時間です。授業内容としては、研修校から配布されたテキストに沿った授業です。主に本文の音読や会話練習をしました。授業速度も私たち生徒に合わせてくれ、優しく教えてくれました。
【現地での生活】
私たちは中央民族大学の留学生専用の寮に泊まりました。天気は、8月ということもあり日本と同じくらい暑かったです。食は、本場の中華料理ということもあり美味しかったが、慣れない味付けにお腹を壊した学生もいました。自分たちでお店に行って食べに行くこともいいですが、私たちはたまに日本でいうUber Eatsをして寮の部屋で食べていました。早く届くのでおススメです。レストランやあらゆるお店の店員の方たちは皆優しく、フレンドリーに話しかけてくれました。中国ではキャッシュレス化が日本よりも進んでいて、スマホ決済が主流となっていました。
週に1度ほど学校の活動として、団体で万里の長城や雑技団など中国で有名なところへ行きました。どの場所も素敵でいい思い出になりました。
【最後に】
現地の方に自分が話す中国語が通じないといった困難もあり苦労したが、やはり実際現地にいって、現地の方々と怖がらずに会話していくことが語学成長をするうえで重要なことだと思いました。語学以外にも中国の文化や様々な景色を目に焼き付けることが出来ました。苦労もありましたが、結果とても充実したし、行ってよかったなと心から思いました。先生をはじめとする多くの方のおかげで、よい現地研修にすることが出来ました。お世話になった皆様に感謝申し上げます。