私たちは2011年9月8日~10月1日の24日間イランで現地研修を行いました。学生5人と引率の先生の計6人で行ってきました。最初の2週間はイスファハーン大学でペルシャ語の勉強をしました。そして最後の一週間はイランの各地を巡り、観光を楽しみました。
イスファハーン大学では、午前中はビギナーレベルで会話を中心とした授業を受け、午後は市内見学を兼ねてペルシャ語会話を実践しました。
途中からイスファハーン大学の学生にチューターをしてもらい、ガイドブックには載っていないような穴場にも連れて行ってもらいました。もちろん世界遺産の「エマーム広場」や、それに併設されているバーザールやモスク等、有名な施設にも行きました。
イスファハーン大学での授業を終え、「アービヤーネ村」というゾロアスター教の独特な文化が残る観光地へ行きました。そこでは現地の人と一緒にバレーボールをしたり、写真を撮ったり交流を深めました。
次に「チャクチャク」と呼ばれるゾロアスター教の聖地を経由し、砂漠の中にある都市ヤズドに行きました。ヤズドではガイドさんに頼み、ズールハーネ(イラン式ジム)やカナート(地下水路)博物館に連れて行ってもらいました。ズールハーネは観光客があまり見ることのできないものなので、貴重な体験になりました。ちょっと男臭かったのが印象的でした。
ヤズトで宿泊したホテルはイランの4つ星ホテルでとても綺麗な中庭があり、部屋も豪華でした。次にシーラーズに向かい、その道中、「ペルセポリス」を見学しました。ここでは普段テレビなどで見る世界遺産を直に見ることができ、その迫力に圧倒されました。シーラーズでは世界的に有名な詩人の廟を訪れました。また、市街地から離れたオアシスの農村も訪問しました。
最後に訪れた首都テヘランでは、大東文化大学の卒業生でイラン在住の方のお宅にお邪魔し、イラン人の私生活や現代社会について話を聞くことができました。イランは想像以上にキレイで生活もしやすかったです。料理も話に聞いていたほどひどくなく、むしろ美味しいものばかりでした。この現地研修を通して、6人全員がイランをより好きになりました。