8月1日から21日まで、3週間にわたる韓国現地研修が行われました。参加した32名の学生は、到着すると30度を超える記録的な暑さが続く中(現地では‘暴炎’と報道していました。日本の‘猛暑’より、インパクトがある表現かも)、高麗大学の韓国語文化教育センターで研修を受けてきました。
2日に入学式が行われ、学内見学ツアーの後、毎日9時~4時までの韓国語の授業を受けました。その他、高麗大学の学生との交流会や、韓国文化体験でサムルノリやサウナ(チムジルバン)、板門店見学、サムルノリのリズムが感じられるナンタ公演など、多様な体験をしてきました。
研修の後半は、雨が続き、集中豪雨などに注意しながらも、研修のハイライトである自由旅行にも、2泊3日ででかけました。10グループに分かれて、全州や大田、大邱、慶州、釜山など、見学したい史蹟や博物館などを訪れてきました。
滞在中、我われの世話をしてくれた高麗大学の学生、チャン・セウン君は今年秋に軍隊に入隊するとのこと。同年代のセウン君が軍隊に行くということや、板門店見学の際に案内をしてくれたガイドさんの「板門店には一般の韓国人は来られないんです。私たちは何よりも平和を願っているんです」という言葉など、学生たちは朝鮮半島の緊張を肌で感じていたようです。
古川 宣子