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国際関係学科国際文化学科

2012年度現地研修-タイ

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 2012年度のタイの現地研修は、10月14日から11月1日までの19日間でした。最初の2週間はチエンマイに滞在し、チエンマイ大学でタイ語を中心に勉強しました。その後、チエンラーイに1泊、バンコクに4泊して多様性に満ちたタイ社会を見聞しました。研修した期間は、タイの気候の中では比較的涼しい時期とのことでしたが、毎日昼間は30度を超え、湿気も高く、日本の夏という感じでした。


 チエンマイ大学では、2週間に渡って、タイ人の先生にタイ語や伝統的な踊りを教わりました。また、毎日夕方に日本語学科の学生たちがチューターとしてタイ語を教えてくれました。同世代のチューターたちととても仲良くなりました。一緒に買い物に行ったり、ご飯を食べに行ったりしました。最終日には、私たちのために、お別れ会を開いてくれました。みんなとても親切で楽しい学校生活を送れました。

 授業のない土曜日と日曜日は、寺院の見学をしたほか、郊外にあるエレファントキャンプ(象の訓練所)に行きました。エレファントキャンプでは、象使いのショーを見たり、象の背中に乗って山を登ったりしました。象の背中の上は、象が歩くたびに前後左右に大きく揺れ、初めは恐ろしく感じましたがすぐに慣れ、象使いの人と会話をしながら、川を渡ったり、急な坂道を登ったり降りたりと、とても楽しい時間を過ごせました。


 チエンラーイでは、タイ最北端の街メーサーイや、「ゴールデントライアングル」と呼ばれるタイ・ラオス・ミャンマーの国境地帯に行きました。さらに、首長民族の村にも立ち寄りました。首長民族は、とても衝撃的でした。ガイドさんの話によると満月の日に生まれた女の子だけが、首に金属の輪をはめるそうです。幼い時からだんだんに輪をはめていき、首が伸びていくのではなく、金属の輪の重さで肩が下がっていくらしいです。その村にいた小さい女の子も首につけていました。写真では見たことがありましたが、実際その村に行って見るのとでは、迫力が全く違いました。

バンコクでは、有名な寺院とアジア最大級のショッピングモールに行きました。バンコクは、チエンマイやチエンラーイとは違い、高層ビルやモノレール、カラフルなタクシーなどがある大都市であり、東京と変わらないと感じました。

(国際関係学科2年 飯島朋和)