国際関係学部では、在学中の継続的な英語学習を促すことを目的に、2010年度から実用英語検定とTOEICを利用した単位認定制度を導入しています。
しかし、近年、この制度を利用した単位認定が減少してきているように見えます。グローバル人材が叫ばれるなか、TOEICや英検などのスコアが就職試験でもとめられる可能性は今後ますます高まってくるものと思われます。一般に、就職で評価の対象となるTOEICのスコアは500点以上と言われます。
このような事情をふまえて、国際関係学部では、TOEICスコア700または英検準1級をすべての学生の到達目標として設定することにしました。2015年度の卒業生のなかには、800点超えはもちろんですが、3年次に945点をマークした学生もいます。
1年次の総合英語(必修科目)での学びを継続し、4年生になるまでには、700点の大台にぜひ乗せることを目指してもらいたいと思います。
英語と同様の趣旨で、中国語とコリア語にも単位認定制度が設けられています。中国語には中国語検定試験があり、コリア語にはハングル能力検定試験や韓国語能力試験などがあります。その他のアジア言語にも検定試験があります。中国語であれば3級、コリア語であれば3級を到達目標に設定します。
なお、国際交流センターには「語学検定試験受験料助成制度」があります。積極的に活用し、語学力のレベルアップに向けた努力を継続してもらいたいと思います。
以上