Professor

教員紹介

河野芳英




こんにちは。河野芳英です。大学とは自分が好きで、やりがいのあるテーマを選んで、勉強・研究するところです。脇目をふらずに取り組めば、おのずと献身的になるものです。高校生までの勉強が「やらされる」ものだとすれば、これからは「自分が好きなことをする」に移行してゆくのです。「好きこそもののじょうずなれ」という諺(ことわざ)もありますよね。

教えている科目とその内容(What do you teach?)

「英米児童文学演習」「ゼミナール」では『ピーターラビットのおはなし』(1902)で有名な英国の児童文学作家であるビアトリクス・ポターを教えています。彼女は『ピーターラビットのおはなし』の他に23冊の絵本を出版しています。これらの授業ではポターの全作品を眺めつつ、当時の時代背景、ビアトリクスの生涯、社会的実績などについて掘り下げて考えてゆきます。

先生の研究テーマ(What are you researching?)

ビアトリクス・ポターを中心とした英米児童文学研究。主な著書、監修等は以下の通り。

*『ビアトリクス・ポターが残した風景』(メディアファクトリー:2010)
*『ピーターラビットの世界へ:ビアトリクス・ポターのすべて』(河出書房新社:2016)
*『ピーターラビットのすべて:ビアトリクス・ポターと英国を旅する』(小学館:2016)
*『ビアトリクス・ポター生誕150周年ピーターラビット展:公式図録』(東映株式会社:2016)
*『出版120周年ピーターラビット展:公式図録』(東映株式会社:2022)
*『大東文化大学創立100周年ピーターラビットと仲間たち展:公式図録』(大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館:2023)
*『ビアトリクス・ポター物語:ピーターラビットと自然を守った人』(化学同人社:2023)他

専門のおもしろさを語ってください!

専門の面白さは、何といっても、自分の好きなことをとことん掘り下げてゆける、ということです。しかし、新しいことを知るたびに、自分がいかに無知であるかを思い知らされるという残酷な部分もあります。

週末は何をしていますか?(What do you do on the weekend?)

週末だけでなく、日々ビアトリクス・ポターのことで、楽しく、ドタバタしています。

好きな本や音楽は何でしょう?

とにかく、ビアトリクス・ポター関連、周辺の書籍と資料!

学生に向けてのメッセージをお願いします!

つまずくというのは、前に進んでいるということ。立ち止まっていたら、つまずくことはありません。