Professor

教員紹介

木村 陽子(きむら ようこ)

【自己紹介】
学生時代は、日本の戦後作家である安部公房の研究を通して、小説の読み方や、演劇や映画を論じる手法を勉強しました。近年は、文学をより広くとらえて、文字メディアの映像化など、さまざまなメディアに作品展開をする〈アダプテーション〉に対する研究を中心に活動しています。趣味はDVD蒐集で、授業でも映像作品を積極的に取り入れています。

 

【学生へのメッセージ】
日本文学科での4年間は、「物語」を学ぶ4年間です。
「物語」は、まず楽しまねばなりません。その形態が、小説であれ、映画であれ、アニメであれ、楽しめるのが「物語」です。自分が経験し得ないようなさまざまなストーリーを楽しむことは、人生を豊かにしてくれます。しかし、それだけではありません。「物語」は、自分の伝えたいことを伝える技法でもあります。それらの技法を学ぶことは、自分がなにかを伝えたいと思うときに威力を発揮します。「物語」は人を動かします。そのことをしっかりと学ぶ4年間は、その先の人生を切り開く技術を、きっと与えてくれるはずです。

 

【木村ゼミではこんなテーマで卒業論文が書かれています】

  • 文学・映像作品に見るAI・ロボット観 ―日本と海外の比較を中心に―
  • 『美少女戦士セーラームーン』研究
  • 少年マンガ研究 ―『ジャンプ』と『マガジン』の比較
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』研究 ―京都アニメーションが与えた影響

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