教員紹介/Professor
教員紹介
冨樫 純一(とがし じゅんいち)
【自己紹介】
金田一春彦『日本語』を読んで、日本語学と出会いました。読み終えて、目の前がパーッと開けた感覚になりました。「面白い」「これをやりたい」と。これが日本語学を研究するきっかけとなっています。「文法」という組織だった体系で構成されている世界観が、いたく気に入っています。現在は、日本語の感動詞やマンガの言葉づかいといったものをテーマにして研究しています。
【学生へのメッセージ】
「ことば」はどんなところにも顔を出します。小説でも、マンガでも、おしゃべりでも、インターネットでも。そこでみなさんが日本語を使えているということは、日本語の知識を持っていることに他なりません。その知識の内側にあるさまざまな日本語の仕組みについて、さらに理解を深めていくことが日本語学の面白さ、楽しさであります。「ことば」そのものを楽しむことに目を向けてみましょう。
【冨樫ゼミではこんなテーマで卒業論文が書かれています】
- 若者ことばの変遷
- 日本語における「笑い」の方法と効果について
- 漫画における擬音語・擬態語の効果
- フィクション作品における効果音表現の分析 ―破壊表現を中心として―