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レポート英語圏

【マルタ】マルタ大学

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こんにちは。国際関係学部国際関係学科3年の松井ひかりです。私は学部の奨学金留学の制度を利用し、2024年5月から2025年1月の8ヶ月間マルタ大学附属語学学校に留学しています。早くも6ヶ月が経過したところで、今回のレポートは2回目となります。

 

 

【物価について】
マルタはよく物価の安い留学先として知られていますが、個人的には円安の影響もあり金銭面の負担は大きいと感じています。食費の面では、外食をすると少なくとも1食10〜15ユーロ(約1600円〜2500円)はかかります。マクドナルドなどのファストフードも日本より高く日本のように気軽には食べていません。ですが野菜やフルーツなどは量り売りで自分の好きな分をお手頃に買うことが出来たり、日本の業務スーパーのような安いスーパーもあるので自炊をすれば食費を抑えることはできると思います。食費以外も基本的に全て日本より高めですがネイルは日本より少し安くできました。

 

 

【学校・授業について】 夏休みの期間は短期留学として来ている日本人がとても多く、クラスの8割が日本人だったこともありました。
私の通っている学校は学生も多くいますが、夫婦で通っている人や仕事の長期休暇を使って通っている人など様々なバックグラウンドを持った人が通っています。今も前のクラスも多くのクラスメイトが自分より年上でしたが、放課後に遊んだりご飯に行くこともよくあり国籍も年齢も隔てなく接してくれることがとても嬉しかったです。また、前回のレポートから2段階クラスをレベルアップすることができました。レベルアップするごとに教科書の難易度もクラスメイトのレベルも上がるため、新しいクラスに来たばかりの今は授業に着いていくのが少し大変です。ですが、3ヶ月目あたりから初日から一緒だったルームメイトやクラスメイトに英語が凄く良くなったねと言われたり、海外の友達ともちょっとした雑談ができたり、徐々に英語力の伸びを感じられています。

 

 

【生活について】
授業が午前中しかないため現地のボランティアに参加したり、積極的に海外の人と交流したりして英語を話す機会を増やしています。マルタはとても小さな島なため、主要な観光地は来て2ヶ月程でほとんど行き尽くしてしまいました。ですが、あまり知られていない穴場スポットなど長期ならではでしか行けないとこを行ったりして休日を過ごしています。休暇ではイタリア、ギリシャ、フランスなどに旅行へ行きました。この留学期間中にこんなに沢山の国に行けると思っていなかったので、とても嬉しく貴重な経験でした。気軽に安くヨーロッパ旅行ができるのもマルタ留学の大きな特徴だと思います。また、夏と比べて天候の変化も大きいです。。12月現在とても気温が低くダウンを着る日もあります。マルタの冬は思ったより冷え込まないと聞いていましたが、しっかり寒く驚いています。あまり冬服を持ってきていなかったので、何着かマルタで購入しましたが、ヒートテックのような防寒具はマルタで買うと見つけるのがとても大変なのと値段も高いため、冬にマルタに行く方はしっかり日本から冬服や防寒具を持っていくことをお勧めします。食生活については基本的に自炊をしています。ですが賞味期限切れの商品が店舗に出ていたり、食べようとしたものが買った日にも関わらず腐っていたり日本では無かった負担も多くあります。外食をする時は基本的にイタリアンレストランか日本食レストランに行くことが多いです。マルタはイタリアに近いのでピザやパスタなどのイタリアンがとても美味しく、お気に入りのレストランも沢山あります。ですが日本食はあまり普及していなく、食べれたとしても味があまり美味しくなかったり値段も高いため常に日本食が恋しく思います。

 


【最後に】
来た当初は8ヶ月間とても長いなと感じていましたが残り1ヶ月半の今はとてもあっという間に感じます。マルタに来て英語の勉強だけでなく、人との出会いや日本と様々な国の文化の違いに気づけたりなど毎日沢山の発見があります。困難もありますが日々とても楽しく、日本ではできない貴重な経験ができていると感じています。残り1ヶ月半頑張っていきたいと思います。